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「ゼルダの伝説 時のオカリナ」は家族の思い出

任天堂ゲームの名作「ゼルダの伝説 時のオカリナ」が3Dになって発売された時、

嵐のメンバー出演CMがよくテレビで流れていた。


♪チャラチャラチャラララーーン

というゲームの音が流れるたびに、

1998年当時、64で「時のオカリナ」にハマり倒したうちの家族は皆、

耳がピクッ!!となって反応してしまう。ならざるを得ない!

 

あの頃はまだ子どもも小さく、次女は幼稚園児。

ゾンビなども出てくるこのゲームを怖がりながら、真剣に見ていた。

プレイしていたのは主人だけど、家族一丸となって真剣に戦っていた。(攻略本片手に!)

 

主人もまだ30代だったわけで、今から思うと若かった。

仕事で疲れて帰って来てからも、

寝る前に少し愛馬エポナに乗り、ゲーム内の大草原を走ると、良い気晴らしになるようだった。

それほど、なかなか出来のいいゲームだった。

 

私はゲームで敵と戦うのは苦手で、ほとんどプレイしなかったが、

ミニゲームの流鏑馬(やぶさめ。馬に乗りながら弓を討つ)にハマり、そこだけは楽しんだ。

 

子供たちは小さかったこともあり、ギャラリーとして声援を送っていた。

特に次女は、いつも攻略本をめくって、プレイ中のページを開き、コントローラーを握る主人の傍らでスタンバイしていた。

普段は頼りない感じの次女だが、こういうところで妙にしっかりしているのが不思議だった。

 

親子でゲームを楽しめている様子も、なかなかいいものだと思っていたのだが…。

幼稚園の父の日の参観日、教室の壁にはいろんなお父さんの絵が貼られていた。
次女のお絵かきは…と探すと…

タイトル 「ゲームしているおとうさん」。

コントローラーを握り、テレビに向かって座るお父さんの後ろ姿が描かれていた……。

 

「やめてくれええええええええええ!!!!」

 

と内心絶叫、冷や汗をかいた。。。。

 

 

そんなこんなの想い出が残る「ゼルダの伝説 時のオカリナ」。

 

嵐の二宮くんがこの時のCMで語る

「ゼルタのいいところポイント」は、うちの家族は皆、「うんうん」とわかるのだ。

CMで流れるゲーム画面も「ああ、あそこだなぁ」と思い出される。

遠くなっていた記憶が掘り起こされるような感覚を伴って

「ああ、そうそう」とうなづく。

 

ところが、何種類かある二宮くんのCMで

「あの当時には最後まで行ってない気がする。行けなかったんだよなぁ…。」

と二宮くんが話した途端、

いつもは温厚な主人が

 

「なんや、最後までいってないんか。」

 

妙に勝ち誇ったように、さりげなく言い放ったのに、思わず笑ってしまった。

…全く~

ニノにそんなこと言ったら世の女の子のヒンシュク受けまくりなのにね。

 

実際、このゲームの謎解きは結構難解で、攻略本を持っていても、そうすんなりとはクリアできなかった。

苦労して、やっと迎えたエンディングは、なんともいいもので、見ごたえがあった。

 

ゲームだけど、

家族共通の想い出になっている「ゼルダの伝説 時のオカリナ」。

今なお、ゼルダシリーズは続く良作。

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