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買ってみたい!割安成長株①SBIインシュアランスグループ(7326)

日本の個別株投資を始めました。

高配当株、優待のある株、小型割安成長株などを見つけて投資していきたいと思っています。

今回分析した銘柄は小型割安成長株と考えた

『SBIインシュアランスグループ』

です。

きっかけはYouTubeでこの銘柄を推奨しているのを聞き、我が家の自動車保険がSBI損保だったのを思い出し、主人に入った理由をきいたところ

『どこよりも保証の割には安かった』

とのこと。
主人は『お得な』ものにはとても敏感なので、昨今のインフレで割安のものにはニーズが高まっているのではないかと思い分析を始めました。

SBIインシュアリンググループ

は、SBIグループの保険事業を担う企業グループで保険持株会社であるSBIインシュアランスグループ株式会社のもと、SBI日本少短を含む事業会社6社が一体となって総合的な保険事業を展開しています。

それでは分析を始めます。

今回小型割安成長株の分析をするにあたって、分析ポイントを決めました。
以下に沿って分析します。

①成長性:過去3年の売上高平均成長率20%以上
②割安性:予想PER20倍以下 PSR(株価売上高倍率)5倍以下 PEGレシオ1以下
③利回り:配当利回り3%以上
④ビジネスモデルはストックビジネスが望ましい。
⑤経営者がその企業を成長させる強い意志を持っている
⑥成長ストーリーが予想できる


①成長性


株探より

3期平均 売上9.57%増 経常利益 16.77%増 1株益 26.73%増

売上の成長率が10%と物足りないないですね。

ですが今年は大手4社が火災保険や自動車保険などが値上げを発表しているので、インフレで節約志向の方が多くなり、「ダイレクト販売」方式を採用しているSBIインシュアリンググループなどのニーズが高まるのではないかと予想しています。

※「ダイレクト販売」はインターネットや電話を通じてお客さまと直接お取引をする方式で、中間コストを削減でき、大幅に保険料を引き下げることができます。


また、以下は損保保険のシュア率ですがまだ0.5%のシュア率です。
伸びしろがあると言えるのではないでしょうか。


SBIインシュアリングG IR資料より

来期のさらなる売上の成長を期待します。

②割安性


株探より


バフェットコードより


・PBRは14.6倍 月足チャートが最後の方にありますが、ヒストリカルPBRを見て頂くとわかりますが、実績PERの安値付近にあります。
・PSRは0.24倍 
時価総額を年間売上高で割ったもの 
・PEGレシオは0.74倍

※いずれも割安と判断できます


③利回りは高いほど、株価を下支えしてくれるものと見て高いものを選びたいです。


来期は1.88%
ですが、配当性向などをみて将来性を見てみましょう。

2024年5月9日の決算短信を読んだところ、
『2023年5月に策定した中期経営計画(2024年3月期~2028年3月期)において、配当については連結配当性向30%前後の水準で実施することを掲げております』
とありました。

これからも増収増益の成長が続けば配当は純利益から出てくるので増配が期待できるかもしれません。

マネックス証券銘柄カウンターより

3%以上の配当が出る業績の成長を期待します。

④損害保険はストックビジネスの一例で、継続的に収入を得られるビジネスモデルです。


⑤強みはSBIグループ

経営者よりも経営母体に強みがあります。


SBIインシュアリングG IR資料より



SBI新⽣銀⾏グループや提携先の⾦融機関・ 異業種企業 と 広域な連携体制 を構築している SBIグループの顧客基盤を活⽤した効率的な 保険販売で事業費を節約。
低価格の保険を提供しています。

例としてあげると、急成⻑を続ける 住信SBIネット銀⾏の住宅ローンをご利⽤のお客さまの増加に連動して、 団体信⽤⽣命保険や⽕災保険のお客さまも増加するというものです。

効率がいいビジネスモデルだと思います。
これからインターネットを使い慣れた世代が住宅ローンを借りていくと思われますので、手数料などで有利な住信SBIネット銀⾏の住宅ローン売り上げが伸び、同時に団体信⽤⽣命保険や⽕災保険のお客さまも増えると予想できます。

⑥成長ストーリーは大手損保からの奪取がどれだけできるか。
SBIグループ全体の成長にも起因する。

シナジーやダイレクト販売の利点を生かして差別化をはかり認知度を上げるて、大手損保からどれだけ顧客が奪取できるかにこれからの発展がかかっています。

また強みを生かすことは必須ですが、SBIグループが社会全体に認知され信用ある会社になっていくことが1番ではないでしょうか。

住信SBIネット銀行は使い勝手が良くSBI証券は手数料が安く資産運用に利用しているヘビーユーザーなので、SBIグループを応援していきたいと思います。

最後に

売買戦略

ですが、週足と月足ともに平均線が収束してきています。
また週足ではすべての足が上昇に傾いてきているように見えます。

打診買いから始めますが、増収増益を続ける限りはホールド、買い増し。
反対に減益減収でロスカットを考えます。


株探より週足
株探より月足


ここまで読んで頂きありがとうございました。

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