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ted_ozawa
断捨離してみると…特に思い入れの強いものは
ただ物を捨てるわけじゃない。その物にこびりついている「思い」の数々を捨てることなのだ。
私にとって本や学んだ資料の断捨離がいちばん時間がかかる。そこに費やした時間やお金もこびりついているから。
今は読む気がしなくなっているけど、いつか読もう。
いつかこの本に書いてあることをまとめよう。
この「いつか」は、やってこないことを知っている。
それで自分が嫌になったりしている。
ならば捨てればいいのだが…
あぁ、自分が嫌になりたくないから捨てられないのだな。
つまり捨てた時に「ああ、出来なかった。なんてダメなんだ。」と思うのが怖いから、捨てるという作業に向き合えないのだなと思った。
その本を見るたびに「あぁやっていない」という罪悪感にすでに浸っているのにね。
別に捨てないでとっておいてもいいのだ。
けれど捨てたい、と思うのは、捨てた後にすっきりすることがわかっているからだ。
そう、罪悪感を捨てたいのだ。
ああ、本当は読みたくないのに、「良さそうだから」という理由で買ってしまった本がいかに多いことか…
損得で選んでしまうんだね。
捨てる時にパラパラめくってみるとわかる。
どうしても捨てられない本もある。
もしかして価値観が変われば捨てられるのかもしれないけど、捨てられない本は捨てなくてよいのだろうな。
明日こそ、古本屋に送る手配をするぞ。