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~旅行に行きたいと思った作者のおしゃべり(長崎県・後編)~

「聖地巡礼旅=それは自分の”すき”再発見旅」
 By 作者

さて、前編の投稿から数日経ちましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
作者が気まぐれなこともあり、「前編の内容読んだけど、ぼんやりとしか覚えてない」という読者の方や「はじめて投稿見たけど後編?」という新規で出会ってくださった方に向けて少し前編の内容を振り返りたいと思います。(興味があったら前編も読んでください……)
それでは行ってみよ~


1.前回のあらすじ

「聖地巡礼といえば、あなたはどんなものを思い浮かべますか?」

今回の記事のテーマは作者の「聖地巡礼旅」に関する体験談です。
幼い頃、なぜか”新選組”に興味を持ち、人生初の聖地巡礼旅に向かった作者。
色々な史跡をめぐるうちに「歴史的な場所で思いをはせる」ということの魅力にどっぷりはまり、中学生になってからは好きになった遠藤周作さんの「沈黙」に触発され、遠藤文学にのめりこみ、聖地を探すうちに長崎県にある「遠藤周作文学館」にいきつきました。(前回では「遠藤周作記念館」と記載していましたが、正式名称はこちらでした…お恥ずかしい)

「ここにいきたい!!」

そう切望しつつも時の流れに(大幅に)流され、少し落ち着いたころ…遠藤周作さんの未発表原稿の発見や色々なことがあり、大人になった作者は夢だった「文学館」への聖地巡礼旅を計画・決行を考えます。
しかし、一回目は思わぬトラブルで観光を楽しんだものの念願の「文学館」にはいけずじまい( ノД`)シクシク…
とはいえ、やっぱり諦められない作者は聖地巡礼旅のリベンジを計画し、ついに「文学館」へと足を運べることになったのです。

と、前回はこういう感じでした。
(結構すっ飛ばした感ありますが、長々と語るのもなので…)

この後編では”旅行編”と称して、作者が聖地巡礼旅をしてみて感じたことを少し書こうかと思います。

2.念願の聖地へ

空の青さがまぶしい夏ごろ、二度目の聖地巡礼旅に向かった作者。

久しぶりの旅行に胸弾ませ、うきうきとキャリーケースをひきながら博多(?)の地を踏みました。
ここで「文学館は長崎なのにどうして博多?」と思われた方も多いと思いますが、主な理由は二つあり、一つは交通手段の関係。二つ目は作者が本場の博多ラーメンを食べたかったからという理由で一日目をこの土地で過ごすことにしました。(さすがは、気まぐれ作者ですね…)

はじめて食べる本場の博多ラーメンに舌鼓を打ちつつ、博多の名所を回って一日目を大いに満喫した作者(o^―^o)ニコ
ついに二日目、文学館にたどり着きます!

と、ここで一息ついて「遠藤周作文学館」について作者の感想も交えつつご紹介したいと思います。

・遠藤文学の情報発信基地
”遠藤周作文学館が立地する長崎市外海地区は、キリシタンの里としても知られており、遠藤文学の原点と目される小説『沈黙』の舞台となった場所でもあります。
 この縁により、遠藤周作の没後、手元に残された約3万点にも及ぶ遺品・生原稿・蔵書等をご遺族から寄贈・寄託いただき、平成12年5月に「外海町立遠藤周作文学館」として開館しました。その後、平成17年1月の市町合併により「長崎市遠藤周作文学館」と名称を変更しています。
 当文学館は、これら貴重な資料を展示するとともに、遠藤文学に関わる収蔵資料の調査研究を行い、情報発信に努めています。”

(「長崎市遠藤周作文化館」 公式ホームページより一部引用)

「文学館」がある“外海”というのは上記の説明にもあるように「沈黙」の舞台になった場所で、海からくる潮風が心地よく、緑も豊かで、ゆったりとした時間が流れていました。
(作者が旅行した時の天気はすべて晴れ。夏の暑さを除けば最高のロケーションで、ここで主人公もいろいろ思ったのかしらと思いをはせたり……)

さて、そんな外海の「文化館」についた作者。
青い空と海、緑輝く山々を見ながら、白壁が印象的な「文化館」へとついに足を踏み入れました。
教会を思わせるような静かで厳かな空間の中、ショーケースに入った遠藤周作さんにまつわる資料の数々に作品や壁にかけられたプロフィールに関する説明パネル、遠藤さんの生前の写真の数々。
時間も忘れて一つ一つをじっくりと読み歩き、作品や人物について自分の目で、その場の雰囲気で触れ、自分の中で自分の思いをかみしめながら好きなことに好きなだけ時間をかけられるその空間のなんと贅沢で幸せなことかと思いながら「文化館」をめぐりました。

*「文化館」の感想詳細を書きたい気持ちはやまやまなのですが「あまり詳細に書きすぎると来館の楽しみがなくなるのでは…」と思ったのと同時に、好きなことになると歯止めがきかなくなるので(皆さんも経験ありませんか?)この辺でとめときます……

気になったらぜひ、足を運んでみてくださいね!

3.作者が思う「聖地巡礼旅」

今回は作者の遠藤周作さんをめぐる、聖地巡礼旅についてご紹介しましたが皆さんいかがだったでしょうか?

ここで、前回の冒頭と今回の「1.前回のあらすじ」で投げかけた”ある問い”について少し考えたいと思います。

「聖地巡礼といえば、あなたはどんなものを思い浮かべますか?」

その問いの答えはきっと、この記事を読んでくれた読者の方のそれぞれの中にあり、一律にこうと決して決められないのでしょう。
きっと、それがいいんです………

さて、ここからは少し作者の持論になってしまいますが、作者自身の考えとしては今回の記事の冒頭に書かせていただいた通り「聖地巡礼旅=自分の”すき”再発見旅」です。
最初に”すき”になった頃の自分と、今”すき”な自分はわずかでも違うはずで、「あの頃、こんなことがあって好きになったよね」「この頃はこういう風に見てたけど、今はこう変わったな」なんて、その場所に一緒にいる人と語り合ったり、自身の心の中で思い出を振り返ることを通して、”すき”を再確認し、普段なかなか気づけない”自分の変化”を自分で再発見する。
(自分の心の中で発生したあらゆるものは、決して他人には奪えせんからね……大切にしてください)
そんなものだと思います。

最後になりましたが、作者も記事を書いていて改めて聖地巡礼旅に出かけたいけど出かけれないと悩んだ一方、記事を通して皆さんにおしゃべりすることで新たな魅力発信、息抜きになったのかなとホクホクしてます(・´з`・)
お付き合いくださり、ありがとう。皆さん。

長文になりましたが、今回はこれでおしまい。
それでは皆さん、また逢う日まで~👋



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