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【エッセイ】初出店。

こんばんは。

先日の投稿をしてから、どういう活動をしたことがあったかなぁ?と考えていたら、思い出したことがあったので、書いてみたいと思います。


これは8年くらい前のことです。
当時、北の国に初めて出店するという企業があり、そこのオープニングスタッフ募集を目にした私は、初出店なんて面白そう!と思い、応募しました。

職歴が多いので、書類で落とされるだろうと思っていたら、書類が通過し1次面接、2次面接と進みました。

面接官が、愛知の方で(これでどの企業か分かるかもしれません)とても気さくに楽しくお話させていただいた記憶があります。

最終面接は愛知の本社まで行って面接だったのですが、その最終面接まで進みました。

私としては初の面接で現地まで赴く体験でした。自分で航空券を手配して、その領収書を持ち、面接に行き、全て旅費が支払われる形。

地域柄なのか、その企業の考え方なのか分かりませんが、凄いと思いました。

最終面接は勿論大切ですが、愛知に行くのも初めてだったので、ちょっと旅行気分で。とても夏の暑い日でしたが、いい思い出です。

面接結果はというと、合格した。しかし、問題があって。最終面接で、年俸制ですが、いくらが希望ですか?という話がありました。私は自分の希望額を伝え、あちらもそれでいきますねと口頭で約束をしてくださいました。

しかし、合格通知と共に届いた契約書には、希望額と違う年俸が書かれていたんですよね。

年俸280万(賞与込)

正社員ですよ、この金額。暮らせないですよ、流石に。

ダメなことは分かっていましたが、電話をして、希望していた金額と違う旨を伝えましたが、その金額だから決済が下りた訳で、どうしようも出来るはずはなく、結局そのままお断りしました。

ちゃんと伝えたし、面接官もメモしていたはずなのですが、私にその年俸を支払う価値がないと思われたのかもしれませんね。

オープンしたそのお店に数回客として行ったことがあります。もしかしたら、ここで働いていたのかもしれないという複雑な思いでしたが、あまり心地いい接客ではなく、これはこれでよかったのだと思うようにしました。

妥協って転職活動に必要ですが、自分の譲れない三本柱みたいなものは、大切にしたいものです。

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