伝統をモダンへ変換(1)

私がまだ妊娠する前の前の出来事である。
とある女の子の家に泊まりに行った。
そしたら眉をひそめてこんな話をし出した。
「◯ちゃん、あそこの母子家庭、生協の服なんて着てるのどう思う?」
"許せない"的な雰囲気で放っていた。
他人が何を着ていようがどうでもいいので、
何も意見を言わなかった。
ふーん、そうなんだ…程度。

その後、赤ちゃんがいると配達料が無料なので生協を取ってみた。
服は980円〜2980円とかだった。
何故生協の服がいけないのかわからなかった。

多分、見下したい気持ちがあるから、
まともに服を着てるのすら彼女は腹ただしかったのだ。
出産した後年上の離婚経験者に言われた。
「役所はみずぼらしい格好で行くといいわよ」

けっこう年上の女性のアドバイスは有効な場合が多くて、ただ細かい背景は当時やその人のケースと違うので少し工夫して使う必要がある。
歳を取ってわかったのが彼女らと私とでは時代背景や細かい条件がやや違っており、
アドバイスはそのままの形で使うよりも今の自分と馴染むような使い方をした方が有効なことだ。


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