とるにたらないものもの

美容院帰りにフラッと立ち寄った本屋でタイトルに惹かれて、江國香織さんの『とるにたらないものもの』というエッセイを買い、読みました。

とるにたらないけれど、欠かせないもの。気になるもの。愛おしいもの。忘れられないもの。


そんな私にとっての、とるにたらないものを記録してみたくなったので、書いてみようと思う。


秋のひんやりとした空気 観劇の日に買うコスメ 美術館の温度 昔バイトしてた店のバターケーキ  外が明るいうちに入るお風呂 花びらが舞う暖かい空気の香り 明るいブルーの照明 袖にボリュームのあるお洋服 綺麗に上がったまつ毛 ブラウンのリップ ドビュッシーの音楽 女性が活躍する舞台 出かけた先で食べるバニラ味のソフトクリーム 硬めのプリン 新幹線の窓側の席 晴れた平日昼間に一人で向かう劇場 

あげてみるとキリがないんだね、まだまだ沢山ある。自分にとっての、とるにたらないものを大事に、大切に、忘れずに、小さな幸せを感じながら毎日を過ごしたい。

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