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アヘアヘキングダム2ndSeason Story4

<Rakia’s Case ―― ラキアの場合>
メールを送って1週間。ニャムサンから、返事が来ない(´・ω・`)

いつものニャムサンなら、遅くても2~3日後には返ってくるはずだ。
ちょっと心配。

電話してみよう。

……出ない(´・ω・`)


<Ain’s Case ―― アインの場合>
着いた( ´∀`)

……さて、早速パパのところ行くかな。


<Fiimo’s Case ―― フィーモの場合>
お盆のお墓参りで、久々に実家に帰ってきた。お父さんとは相変わらずほとんど会話なし。でもお母さん曰く、「最近はあなたの仕事のこと、認めてくれているわよ」。ちょっとホッとしてみたり。

「人を幸せにすることなら、いつかきっと分かってくれる」

僕が心折れそうになった時、ラキアが言ってくれたんだ。

みんな、元気してるかな。
久々に僕の手作りヨーグルト、ごちそうしたいな(^∀^)


<Tokiyu’s Case ―― トキユの場合>
何か今、背筋がゾクッとしたんだが……気のせいか。


「私が辞める」 「いや、わっちが」 「いや、私が」 「いやいや、わっちが…」 妻と話し合ったが、案の定である。ダチョウ倶楽部の上島竜兵氏が出てきて、「じゃあ、俺が…」って言ってくれれば、「どーぞどーぞ」で済む話……ではないな。

うちの系列校を調べてみた。残念ながら地元にはなく、関東近辺に多い。
関東、ですか…(と´・ω・)

上に確認してみたところ、異動願はいつでも提出出来るようだ。但し、それが受理されたとしても、異動自体は年度末の3月がほとんど。それはそうだろう。その学校に欠員が出たりすれば、年度途中でも可能性はあるみたいだが。

話をまとめてみる。最後のは、あくまでも補足だ。
1. 妻かわっちのどちらかが、今の職場を離れなければならない。
2. どちらも、仕事は辞めたくないし、お互いに辞めてもらいたくない。
3. 系列校に異動することは可能(ただし時期は保証されない)。
4. 系列校は地元には無い。関東は多数。
5. 単身赴任で別居は絶対に嫌だ(ただしキノコが理由ではない)。
6.向こうに住めば、みんなと会う機会が増える。

どうやら結論は出たようだよ、金田一君。

<Dialog Neesou and Shouko ―― ネーソーとショウコの会話>
ネ: ほい、お疲れさん (´◉◞⊖◟◉`)つ🧴
シ: ああ、ありがと( ^ω^ )
ネ: 足の感覚どう?
シ: 先週よりも良い感じ。次は、補助なしで歩いてみようかな(笑)。
ネ: あんま無理すんなよ。
シ: 大丈夫。自分の体のことは、自分が一番分かってますから( ^ω^ )
ネ: へいへい、そうですかいww
シ: それよりネーソー、来週アインが帰ってくるのは知ってるわよね。
ネ: ん?ああ、メールきてた。
シ: ちゃんと迎えいってあげなさいよ。
ネ: ええ…めんどっち…
シ: (ギロッ)
ネ: わーったよ。行きゃいいんでしょ。
シ: ありがとね( ^ω^ ) あとね、アイン、こっち帰ってきて1人暮らしするつもりらしいの。
ネ: ふーん。
シ: 私としては、うちに住めばいいじゃないって思うんだけど(´・ω・`)
ネ: 好きにさせてやりゃいーじゃんか。アイツももう大人なんだし。
シ: まあ、そうね…
ネ: どのみち、良い部屋見つかるまではウチにいんだべ?仕事だって、
すぐ決まるわけじゃないだろうし。それにアイツのことだから、「やっぱ
ここに住む( ´∀`)」って言うかもしんねーじゃん。
シ: そうなると、嬉しいんだけどね( ^ω^ )
ネ: あ!じゃあ代わりに俺っちが出ていくっていうのも…
シ: (ギロッ)
ネ: さ、さーせん…(汗)


<Yuuya’s Case ―― ユーヤの場合>
娘と一緒に夏祭り行ったのなんて、何年ぶりだったかしら。誘われたのが嬉しくて、前の日に新しい浴衣を衝動買いしちゃった笑。金魚すくいしたり、りんご飴食べたり。家に帰ってからは、一緒におつまみ作って、ビール飲んで。何も特別なことではないけれど、こうやって娘とのんびり過ごせる時間は、何よりの幸せ。

仕事面も充実しているみたい。人気歌手とかじゃなくても、あの子にはずっと歌うことが好きでいてほしい。あとは、元気でいてくれさえすれば。あ、でも、結婚は気になるわね笑「彼氏出来たなら、連れて来なさいよ」って言ってるけど…今はきっと仕事が恋人よね。デートをする暇もないだろうし。

そうそう。アパート時代の仲間の話してる時のあの子、とっても楽しそうだった。宝石箱を開けて、今まで集めてきた宝石を1つ1つ取り出して、いとおしく眺めてるような、そんな表情が印象的だった。

きっと、楽しいことばかりじゃなくて、時にはつらい思いや、悲しい思いも共有したんだと思う。一緒に泣くことほど、人の心を結び付けるものはないからね。ショウコと私も、そうだったもの。

そう考えると、私も最近ショウコとはご無沙汰だな…リハビリ、うまくいってるかしら。

<Yuimi’s Case ―― ユィミの場合>
夏祭りを楽しんで、夜は久々にお母さんといっぱい話した。小さい頃は、「ピアノの先生と生徒」って関係性が強かったから、厳しいとか怖いって
イメージしかなかったけど、今は何か、友だちって感じww 仕事の大変さとか、責任感とか、そんな話もした。「ユィミも成長したのね」なんて嬉しいこと言ってくれたり。 今になって分かることもたくさんあって、お母さんって凄いんだなーって改めて尊敬した(´ゆωゆ`)ハハワツヨシ

そそ、アヘアへ王国にいた頃の話も出たんだ。ショウコさんやアインちゃんと出会ったのも、元々はお母さんがきっかけだったんだよねw 何だか、無性に懐かしくなった。「ネーソーくんとか、他の皆と会ってないの?」って言われて気付いたけど、そう言えば全員で揃ったことってなかったな。

あたしもおかげさまで忙しい毎日を送らせてもらっているけど、たまにふとあの頃を思い出す。私にとって、アヘアへ王国で過ごした日々は青春そのもの。ニャムサンを本物の猫としょっちゅう間違えてたなあwwwラキアたんの部屋のネジネジ時計、あれ初めて見たときはインパクトあったwwフィーモのキラキラした瞳!あれで見つめられたら、ヨーグルトの試食は断れる者はいなかったwww

ホント、楽しかったなぁ(´ゆωゆ`)

うん…(๑꒪ټ꒪๑)

……(´・_・`)

<Rakia’s Case ―― ラキアの場合>
留守電にメッセージも残した。それから3日経つのに、かかってこない。

さすがにおかしい。何かあったのだろうか。
それとも、僕嫌われちゃったとか(´・ω・`)
もう、「過去の人」みたいな…(´・ω・`)

いや!ニャムサンに限ってそれはない。
きっと連絡できない理由があるんだよ。

ここで考えていても仕方ないね。

「あ、もしもし、森下さんですか。ちょっとお願いがあるんですけど。明日から2~3日、店番してもらえませんか。突然すみません。いや、理由は……ちょっとした遠出です。帰って来てからちゃんと話しますんで」


<STORY 5 Preview ―― 次回予告>
初めてのアトリエ / 螺旋螺旋君(ネジネジくん)
デラックスじゃないわよ / …………
(✧≖‿ゝ≖) coming soon
※モデルこそいますが、あくまでもフィクションです。何回言わせるんですか。お母さん怒りますよ。
※作者ネタ切r取材のため、soonでない可能性があります。ご了承あそばせ(´めωめ`) ヨホホ

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