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本当の音を奏でる

さて、写真のギターは
飼い主の部屋に10年以上前から
ずっと飾られているものである。

奏でられているのではない、
飾られているのだ。

たまに、飼い主がよろけてギターに体当たりする時、
ホラーの効果音のような恐ろしい低音が響き、ボクたちはビビる。
脅かさないでほしい。
チューニングしていないから、そうなるのだ。

ちなみに飼い主は以前、友達から出された心理テストで
質問の内容は忘れたが、「奏でられるのを待っているギター」ということを
たまたま回答した。

テストの答えは、「今の自分」であった。

そして、まあまあ最近の話であるが
とあるスピリチュアルセッションを受けた時に
先生から、「あなた今まで本当のじぶんになったことがないのよ」
と言われて、飼い主は愕然とした。

主に、今までのパートナーの前では…という話であったが
人生全体を振り返ってみても、いろんな方面で心当たりがあった。


本当のじぶんとは、何なのか。

ボクたちは、常に本当のじぶんなので
その「なったことがない」の意味がよくわからない。

アラフォーにもなって、何やってるんだよ。
人間って、面倒くさい生き物だな。

ボクたちなりに、言えることがあるとするなら
毎瞬、「本音」で生きるということであろう。

周りのことばかり考えて
気を遣って生きているから
世間がどうとか、どう思われるか気にしてばかりいるから
いつの間にか、本音は深い深い心の底に埋もれてしまう。

ボクたちの倍の倍の倍ぐらい寿命があるからって
それで、自分の人生を生きているって言えるのかい?
自分を裏切っているよね。

「いい人」は、本当のじぶんじゃないのだ。

ボクたちを見習えよにゃ。

本心・本音で、ただシンプルにじぶんのやりたいことをまっすぐにやる。

やりたいことって、べつに大げさなことでなくていい。

ボクたちは、寝たい時に寝るし、食べたい時に食べて、遊びたい時に遊ぶ。

飼い主の膝に乗りたい時は乗って、飽きたらすーっと降りる。

ただ、それだけのことだ。飼い主に気を遣って膝に乗り続けるなんてまっぴらごめんである。

人目を気にせず、言い訳せずに、ただやっていく。

これって最高に居心地いいんだぜ。

本心・本音で生きる。

一見、難しいことに感じられるかもしれないが

ボクたちが思う最高の生き方だ。

きっと、あのギターもチューニングして
ちゃんと奏でてあげたら、感動的な音が鳴らせるはずだ。
ボクたちは、その音色を聴いてみたいものである。

ちなみに今、本音で生きられているか?
わからない人は、以下をチェックしてほしい。

◆自分が自分でいることが居心地よいか?
◆お肚から良い声を出して話せているか?

声には、如実に出るよね。

ボクたちは、飼い主を萌えあがらせる
良い声で鳴いているよ。

そして、本音で生きていると
本当にあなたにとって大切な存在たちとも、共鳴できるんだよにゃ。

ボクたちの存在が、そばにいる人たちを
無条件に癒しているようにね。

本音がわからず悩む方々は、
ボクたちのあり方から学んでみてはいかがであろうか。

飼い主のギターは、反面教師にして。

頼むから、ホラー音はもうやめて

美しいメロディを聴かせてほしい。

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