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経験者が語る新卒海外就職のための具体的かつ現実的な戦略を解説!鍵は〇〇〇スキル

「いやースキルも経験もない新卒で海外就職はさすがに無理でしょ。まずは日本で3年は経験積んでから海外駐在のチャンスを狙えば?」

親/教授/先輩



毎年必ずやってくる就職活動。一部の海外志向の強い大学生の間では、一度は「新卒海外就職」という選択肢が思い浮かぶのではないでしょうか?とはいえ上記のようなことを大人に言われてしまい、どうすればいいのかと悩んでいる間にこの記事を見つけてくださったあなたもその一人でしょう。

まあ大人がそう言うのも無理はありません。誰だって自身の経験の範囲内でしか語ることはできません。しかし、実際新卒海外就職をしてみると、探せば似たような境遇の人はけっこういます。

個人的にこのような相談を受けることが多々ありますので、せっかくなので同じように新卒海外就職を目指す人の一助になればと思いこの記事を作成しました。連載形式で少しずつ公開していこうと思うのでぜひ最後までお付き合いください!

新卒海外就職連載

  1. 経験者が語る新卒海外就職のための具体的かつ現実的な戦略を解説!鍵は〇〇〇スキル (この記事)

  2. 経験者にしか分からない新卒海外就職の盲点となるメリット・デメリット(6月下旬公開)

  3. 経験者にしか分からない新卒海外就職後のネクストキャリア(7月上旬公開)

  4. 経験者にしか分からない新卒海外就職後の恋愛事情(7月下旬公開)

筆者のプロフィール


普通の純ジャパとして日本の大学在学中にシンガポールに交換留学して新卒シンガポール新卒就職した自身の経験と、似たような経験を持つ友人の話から共通項を洗い出してみました。

新卒海外就職の主なパターン3つ


まず大前提として、シンガポールに限らず、海外就職には主に以下の3つのパターンに分類され、実際に一番多実現可能性が高いかつ事例が多いのが①で、次に②です。
 
①     現地の外資系企業現地のローカル企業
②     現地のローカル企業現地の日系企業
③     現地の日系企業
 
① と②に共通しているのは、当たり前ですがネイティブの日本語を話せる日本語人材が一定数必要の割に不足しているからです。③は言うまでもなく、本社から日本人社員を派遣すればいいので、現地で採用する需要はそうありません。

参考までにリンクドインで"Japanese"というキーワードだけで求人を検索してみると、けっこうあるものです。まずは希望の国で検索してみて、どんな求人があるか下調べしてみましょう。新卒でも対象になるのはもっと少ないでしょうが、2022/06/18時点ではこれだけヒットしました。思ったより多くないでしょうか?

シンガポールで1,983件
ロンドンで775件
ニューヨークで710件

「日本語って!そんなことでいいのか?」と当たり前過ぎて盲点だったかもしれませんが、いくら日本が腐ってもまだ世界第三位の経済大国ですので、日本企業とのやりとりが全くない企業はそうないでしょう。もちろん海外とのやり取りは日本企業も英語でするはずですが、とはいえ外国の企業からすると、「やはり日本のことは日本語が話せる日本人に任せておこう」となるものです。なので日本語と英語(ネイティブ級でなくてもOK)を使って両者の潤滑油として機能できる人材(たとえの新卒であっても!)への需要はそこそこあるのです。

日本で普通に生活していれば、皆日本語を話すので気づかないかもしれませんが、海外では日本語が話せることが状況によっては武器になるのです。なので、逆転の発想で、海外で"I can speak fluent Japanese!!!"と自信満々にアピールしていきましょう。

新卒海外就職のための具体的かつ現実的な5つのステップ

①働きたい国選び

まずは当然ですが、ある程度国を絞っていく必要があります。さすがに「とりあえず海外!」というのは難しいです。基本は直観に従って好きな国を選べばいいと思いますが、とはいえビザ取得要件・物価水準・日本企業の多さ・食事も現実的に考慮した方がいいでしょう。ただ観光で短期滞在して好きなのと、仕事で長期滞在するするのは話が違うので注意が必要です。
 

続きは大学生が0.5時間バイトすれば稼げるであろう500円を頂戴しています。「課金してでも新卒海外就職を成し遂げたいのか?」と本気度をご自身に問いかけ、未来を切り開くために投資すべきか判断してみてください。

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