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Crypto.comとは【仮想通貨のMCO VISAカードで買い物が出来る?】

海外生活の強みってなんだろう。

日本でまだ始まってないサービスが利用できるという点も考えられるが、

今回は海外生活のライフハックという視点で Crypto.com を紹介したいと思う。

仮想通貨の取引所といえば下記のコインベースやバイナンスが有名だが、

仮想通貨・暗号通貨での資産運用【Coinbase(コインベース )の紹介

デビットカードが付帯する Crypto.com は結構便利かもしれない。

実際にMCO VISAカードを利用した記事はこちら


Crypto.comとは【便利だと思う3つのポイント】

基本的に普通の仮想通貨の取引所と同じなのだが良いと思った点を3つあげる。

・仮想通貨を預けておくと利息が貰える(レンディング)

・デビットカードを使って仮想通貨、またはユーロで買い物ができる

・デビットカードを利用するとキャッシュバックが貰える


※ 4月03日現在 US, Europe, UK, Singapore, Canada の契約者を対象にデビットカードを発行してるようだ。

【欧州対応国】

https://help.crypto.com/en/articles/3966346-mco-visa-cards-are-available-in-which-european-countries


このデビットカードはプリペイド式になっていて先に入金チャージをしてから利用する。

普段、現金を使うことが無く小さな買い物や定期券など全てカードで支払った場合、それら全てに対して数パーセント(Ruby Card 赤であれば 2%)のキャッシュバックが発生する。

このキャッシュバックは Crypto.com のエコシステムで利用されるCROトークンによって支払われ、CROの保有量(ステーキング量)によってキャッシュバック利率を含む各種特典が変動する。

上位の特典の中にはネットフリックスやアマゾンプライムの月額がCROで返って来るというものもあり、CROを貯めてステーキングに回したり他の通貨にトレードする事が出来る。

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詳細は以下のページ、

https://help.crypto.com/en/articles/2742447-crypto-com-visa-card-rewards-benefits

Crypto.comとは【Crypto.com で出来る事】

アプリ( Crypto.com app ) とウェブ ( Crypto.com Exchange )でステーキングの条件等が違っているので注意が必要。

※ここ最近、利率など条件が頻繁に変わっているので注意

< Crypto.com app >

CRO Staking:6ヶ月間の預け入れ。保有量によって利息の利率が変わる。Jade Green or Royal Indigo以上のカードを保有していると利息が貰える。

Debit Card:ステーキング無しでもカードは申請できる。CRO staking のステージによりカードの色が違いキャッシュバック率やその他特典が変動

Earn:CROやその他の仮想通貨を預ける事で同通貨での利息が貰える。利率はCRO stakingのステージによって変動。最低保有量の設定あり*CRO 5,000 から。

Purchase Crypto:アプリ内で通貨の購入が可能。EUR建てはBTC, ETH など26種類。出金は最低100ドルから

Crypto Pay:QRコードを使った支払いや外部ウォレット又はユーザー同士で仮想通貨を転送できる。


< Crypto.com Exchange >

CRO Staking:CROを3ヶ月間預け入れる事で利息がCROで貰える。ステーキングの量によってトレード手数料が割引になる。

Soft staking:最低保有量を満たしていれば1日単位でステーキングできる。通貨により利率が違う。最低保有量の設定あり

Trading:仮想通貨を取引できる。BTC, USDT, CRO建て

Syndicate:条件を満たせば(5,000CRO以上ステーキングしてる等)新しい通貨がリスティングされた時に割引価格で購入できる。

Super charger:Defiトークンのマイニングに参加できる。最低100CROから。


この他に分散型のウォレットで秘密鍵が扱えるdefi wallet、defi swapなどもあが、

今回は主に普段の生活で利用できるMCO VISAカードのがメインなので省く。


Crypto.comとは【取引所の信頼性】

取引所の信頼性として以下にセキュリティの説明があった。

Security Philosophy
https://crypto.com/en/security.html


要約すると、

・ユーザーの暗号通貨の100%がコールドストレージにオフラインで保管
・Ledgerとパートナーシップを結び機関レベルの保管ソリューションであるLedger Vaultを統合
・コールドストレージに保管された通貨は360万ドルの保険に加入
・ホットウォレットで管理された資産は全て会社の資産としてマルチシグで管理・ISO/IEC 27701:2019を含む各種プライバシーリスク管理に関する証明書
・ハッカーに対するセキュリティ強化のためのHackeroneというイベントを開催

中央集権型のウォレットなのでコインベース 等と同様、秘密鍵は取引所が管理している。

google authenticatorを使った2FA認証、指紋認証に対応。

契約時の本人確認は他の中央集権型の取引所と同様、厳しくされている印象。


Crypto.comとは【アプリへの登録手順】

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アプリ( Crypto.com app ) へ登録する手順を紹介。

一度承認されるとウェブ ( Crypto.com Exchange *パスワードの設定は別途必要 )にも共有される。

アプリは App Store もしくは Google Play からダウンロードが可能。

1、メールアドレスを入力し受信したメールでログインの確認をして次の画面へ

2、携帯番号を入力し届いたSMSにある verification code を入力

3、パスポート、免許証、ナショナルIDのいずれか一つをスキャンしアップロード

4、その場で撮った写真をアップロード

ここまで進むと下記のような画面になり「2、3営業日で承認されたら連絡します」とのこと。

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登録したのは週末でしたが次の日には承認された。

最後にアプリのパスコードを入力し完了。


Crypto.comとは【利点と欠点】

利点:

普段の生活に仮想通貨を取り入れて貯蓄から投資まで Crypto.com 内で出来る事だと思う。アプリも分かりやすくデビットカードが Paypal に対応してるのも便利だ。

他の人の記事を読むと店によってカードが受付なかったケースがあるみたいだが、その店舗以外では問題なく対応してるとのこと。キャッシュバックも買い物した直後に戻ってくるようだ。

* Apple Payの対応はUSのみでEUには対応していないよう。

*実際にカードを使ったレビューはこちらから

本来なら割引のない出費がカードで支払いをするたびにCROで戻ってくるのは良いんじゃ無いかと思う。医療費などにも使えれば便利かもしれない。

アプリ内でステーキングも出来るので一時的な通貨の保管場所としても活用できそうだ。

欠点:

MCO VISAカードに一度 top up(入金チャージ)したものは元のウォレットに戻せない事が一つ不便な点。(戻す場合は手数料が50ドルとある)大きな金額を支払う時は先に精算に問題がないか確認した方が安全かもしれない。

また取引所がカードのキャッシュバックサービスをやめたり、レンディング利率が変更になる可能性も考えられる。現在までステーキング等の条件が何度か変更になっているようだ。

あと仮想通貨は基本的に価格の変動がある事も忘れてはいけない。


Crypto.comとは【25ドル分のCROが貰えるキャンペーン】

紹介コード【xn63qbc554】で登録するとCROトークンが25ドル分、双方に貰えるキャンペーンをしているので紹介。

※ 11月1日より50ドルから25ドル分のCROキャッシュバックへ変更になっている。

※ 11月2日からカード申請に関するCROステーキング量が変更になっているので注意。

アプリの最初の登録画面にあるRefferal IDが入力部分。

適用されるには Crypto.com app で規定された額のCROを6ヶ月預けておくステーキングとMCO VISAカードの申請の両方が必要だった。

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もしくは、Crypto.com Exchange で1000CROをステーキングすると 10ドル分のCRO, 5000CRO以上のステーキングで50ドル分のCROが貰える。

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登録後でも適用期間内(承認から最大5日)であれば適用可能とのこと。

キャンペーンの詳細:


【BG50 Referral Program】

アプリ( Crypto.com app )
https://help.crypto.com/en/articles/3124990-bg50-referral-program

ウェブ ( Crypto.com Exchange )
https://help.crypto.com/en/articles/4357896-referral-program-crypto-com-exchange

疑問点を慎重に調べたが利率やステーキングの条件など頻繁に変更が起きているようだ。

投資にはリスクがつきものなので必ずご自身で下調べを行うことをお勧めする。

その上でこの記事が一つの参考になれば幸いです。

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