20/11/18 日記

 今日は腹部エコーの検査。技師が「ん……?」「あれ……?」「肝臓が……?」と小声で言うタイプの人だったので、とても不安です。

 TwitterでMichael Sembelloの話になった。2020年に?

 代表的なアルバムというと、『Bossa Nova Hotel』になるのか。なかなか再発されず、CDが中古市場で微妙に高かった印象がある。邦題は『マニアック』。まあ、そうなるだろう。言うほどボサノヴァでもないし。

 「Maniac」の印象が強すぎる上に、アルバム自体はかなり典型的なAORという、一昔前でも、ちょっと再評価されにくいポジションだった。おそらく、こういう質感の音は、当時はめちゃくちゃあった……という感じなんだけれども、逆にそれが、ありそうでない感じがしないでもない。

 あまりにも音が「’80s」すぎる印象とはいえ、今となっては、受け入れられるポジションにある気はする。曲自体のクオリティーは高い。総じて、メロディーがよい。ただ、ジャケットはひどい。80年代的なダサさではなくて、「普通にダサい」というやつ。

 しかし、Stevie Wonderのバックから、腕利きのセッション・ミュージシャンになった彼のキャリアから考えると、むしろ「Maniac」が際立って変な曲なのだ、と考えるべきなのかもしれない。

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