人間の本質は??🤔中国の有名思想家、韓非子の要諦は2つに集約される!!🦁
「国を統治するためにはどうしたらいいか?」
「人間の本質って何?👀」
…どうでしょうか。
一旦、自分が思想家になった気分になって、自分の頭で考えてみて下さい!✨
→どんな答えになりましたか??
疑問に対する答えは、一度自分で考えてから他人の意見を見ると、深い発見に繋がるのでオススメですよ!✨👀
さて、超絶頭がいい韓非さんが色々と思想を遺している中で、僕が「コレは!!」と思ったものを厳選して2つご紹介します!!
それが、上で出てきた2つの問いに対する答えです。
そもそも韓非さんは、昔の中国の思想家です!
彼の考え方は、人間は元来、「悪」である!という考えに立脚しています
いわゆる、「性悪説」と呼ばれているやつです
ちなみに、「善」であると考える思想家の代表格は、孔子、孟子などですね!
人間は生まれながらにして「悪」なので、教育によって教化し、「法」によって罰則を設けなければ、国を治めていくことはできない!
っていう考え方の人なんですよね!!
では早速、上記の問いに対する韓非さんの答えを!!
どうでしょうか?
ピンと来てない人もいるかと思いますので、
簡単に解説しておきますね〜
問い①
「国を統治するためにはどうしたらいいか?」
韓非子の回答
「信賞必罰手放すべからず」
信賞必罰という言葉はあまり聞き慣れないかもしれませんが、よーは、
良いことをしたらご褒美を!
悪いことをしたら罰を!
ということです!
これを手放すべからず、なので、
この2つの権限を、国のトップ(為政者)はしっかり握ってないといけないよ!
ということですね。
これは国だけじゃなくて、先生とか監督とか、子どもを育てる親御さんにも言えることですね!
頑張ったら認めてあげる
悪いことしたらキチッと叱る
これをきっちりやってあげることが重要ということですね〜
ちなみに、アドラー的には「褒める」と上下関係が生まれてしまうので、「感謝」がいいと言っています
↓アドラーさん(心理学者)
子供がお手伝いをしてくれた時、
「お手伝いしてえらいね〜」
ではなく
「手伝ってもらえて助かるよ、ありがと〜」
の方がベターということですね!^_^
また、ご褒美がないとやらないのは「外発的動機付けだから次元が低い!」とかよく言われますが…
昔は内発・外発的動機付け論争みたいなのがあって、自らやりたいと思う内発的な動機付けで取り組まないと!みたいな風潮もありましたが、近年ではどちらもが密接に絡み合っているっていうことで落ち着いているみたいですね😃
「愛されるより恐られろ」的な言葉もあって(マキャヴェリみたいですね!)、韓非子的な考え方を追求していくと、体罰指導とかに繋がるので良くないかもしれませんが…
人間を扱う上での深みを語っている部分はあるのかなぁと思います。
ちなみに余談ですが、
「人間を突き動かす最も強い感情は何か?」
と問われたらどう考えますか?🤔
それは、「恐怖」だと言われています。
そうした、人間をコントロールするための根源的な部分を、韓非さんは理解していたのかもしれませんね🤔
では、2つ目の問いにいきましょう!
問い②
「人間の本質って何?👀」
韓非子の答え
「人間の本質は利である」
どうでしょうか?
僕はコレを最初に読んだ時、
「韓非先生…冷たいけど、かっこい〜」
と思いました。笑
突き詰めて考えると、結局人って、自分の「利」を中心に据えて生きているんですよね
でもこれって、利己的とか自己中とかって印象あるかもしれないんですけど、そういうマイナスなニュアンスじゃなく、ごくごく普通なことだと思うんです
家にいる時、ずっと立ちっぱなしでいないで、ソファーで寛ぐ
自分が穏やかでいられるために気心の知れた友達と談笑する
好きなジュースやコーヒーを飲む
これ全部、自分にとって心地良いものを自然と選んでるだけですよね!
他の人の利益を著しく損なわない限り、自己の利の追求や選択はごくごく自然なことだと思います
ビジネスの世界でも、ウインウイン(Win×Wn)とよく言われますよね
両者にとって利益になることを目指しましょう!それが、諸々うまくいく秘訣なんですよね
「私は奉仕の精神でボランティアをしています!利益なんて求めていません!」
っていう人もいるかも知れませんが、それも、利の追求だと思います
誰かを救うことで得られる満足感や充実感も、意識的にであれ無意識的にであれ、その人の利と結びついているからこその行動です
「利」の追求というと、なんか自分勝手なイメージが湧くと思いますが、
「そもそも人間なんてみんな、そんなもん」
って思っておくだけでもいいかもしれませんね
恋人や先生、芸能人や政治家なんかに、過度な期待を抱かなくて済みますし
どんなにキレイゴトを語っても、どれだけの肩書きがあっても、結局…って。
少し、寂しい考え方かも知れませんが…。
さて、如何だったでしょうか?
これが正しい、ということはないと思うので、是非自分なりに咀嚼して考えてみて下さいね😊
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