ヘアドネーション

通っている美容室で聞いたヘアドネーションのはなし。
わたしはショートヘアがすきなので、髪を伸ばせてもせいぜい肩に着くくらいまで。ヘアドネーションという言葉は知っていても縁のない話だと思っていました。先日肩まで伸びた髪を切るために美容室に行き、美容師さんと新型コロナウイルスの話をしていると「ヘアドネーションも、4月までは髪を送れない」と教えてくれました。そこからヘアドネーションとはどういうものか、美容師目線で思うことを聞いてみました。

ヘアドネーションはいくつかの協会があること。基本的には31センチ以上の長さが必要だということ。切った髪の毛は原則自分で規定の送り先に送ること。(これが現状4月までは受け入れができないそうです!)
人毛のウィッグは重たいということ。死んだ髪の毛なので艶が保ちにくく、ケアが大変だということ。それでも自分の髪に合うのは自分の髪だけということ。

あとはどういうお客さんが多いとか愚痴を少々…笑 それも含めて現代において女性が気軽に参加しやすい慈善活動のひとつ、という印象をもったうえで、ひとつのビジネスを思いついたので書き記します。

自分のためのウィッグづくりをしてみませんか?
女性は20代のうちに自分のためのヘアドネーションをするのはどうか?
現在のわたしは毛量が多い。母も昔はそうだったと聞くが、わたしと弟を出産した後、急激に大量に髪の毛が抜けたそうだ。現在55歳。年を重ねてさらに減り、生え際、つむじ、後頭部はだいぶ薄くなっている。79歳になる祖母も同様に薄さがあり、パーマをかけてボリュームを出すことでカバーしているようだ。遺伝の力は偉大なので、わたしもきっとこの運命をたどる。そこでヘアドネーション。20代のうちに髪の毛を31センチ以上伸ばし、数回にわたりヘアドネーションカットを行う。それらを使用して、出産後や老後に薄くなった部分を補うウィッグを自分で用意しておく。一番ナチュラルに馴染むウィッグを作ることができる。

保管方法や費用、フル人毛より人工毛と混ぜたほうが保ちが良いことなど本気でビジネスにするには考えなければならないことが多いが、ひとつの案として「需要があるのでは?」と思い、ここに残します。