隠せば隠すほど詐欺
どうも、ナカムラショウです。
男って基本的に女性をイヤラしい目で見ますよね。
少しでも好みの美女を目にすると、頭で考えるよりも先に、本能が自動的に頭の中でその女性を裸にし、セックスしている場面を想像します。
仕方ありません、それが男という生き物が持つ性質です。
この性質がなければ、人類は絶滅してしまいます。
しかし、そんな感情をひた隠しにし、無理に紳士を装い、何かの台本を読みあげているような感じでありきたりのセリフを言う。
そんな感じで接して来られた瞬間、女性は物凄く嫌悪感を抱きます。
商売でも同じで、腹では、
「売りたい、こいつに商品を売り付けたい」
と思っているのに、それを隠して上辺だけのセールストークを展開してきたら、物凄く嫌悪感を抱くと思います。
多くの人は、何かにアプローチする時、自分の本心を隠して、上辺を持ってこようとします。
それが嫌なんですね、アプローチされる方としては。
アプローチする時は自分の本心をひた隠しにするのに、アプローチされる側になると、それが嫌だと思うわけです。
だから、自分の欲はしっかりオープンにしていくべきです。
例えば、
『私はこんな未来を望んでいます。そのプロセスとして、しっかりと売上をあげていかないといけない。しかし、一番大事なのは、何よりあなたにこの商品を使っていただき、喜んで、感動してもらうことが最低条件なのです。お互いに良い未来が描けると信じているからこそ、私は自信を持ってセールスをしています』
と言われれば、心は動きます。
もちろん、さらけ出し方にもよるし、さらけ出さない方がいいことだってあります。しかし、それは自分のエゴではなく、相手にとって知らない方がいい、相手は知ることを望んでいないと判断出来る場合のみの話です。
基本的に、隠せば隠すほど詐欺だと考えてください。
裏表があることがダメなのではなく、裏を隠そうとすることが嫌悪
の対象になるわけです。
女性相手でも、ストレートに自分の欲している事を伝えるべき場面、例えば、セックスしたい、ホテルに行きたい、と言うべき場面もあるし、服装や歩き方や喋り方の癖とか、よほ精神的にダメージを受けるような事でなければ、変なものは変だと言って、時にからかったりイジったりするべき場面もあるかもしれない。
それで相手が少し傷ついたり、怒ったりしたとしても、でも裏を隠そうとしないからこそ、全部正直に言ってくれるからこそ、逆に嫌われないんですね。
徐々に、そういう部分に女性は惹かれて行くわけです。
女性でなくても、あらゆる人間関係にそれは当てはまります。
自分を取り繕う事はやめてください。
上辺だけのキレイ事なんて犬のクソ以下です。
そういう人は、相手から常に「NO」と言われて拒絶されます。
相手から「YES」を引き出し認められるのは、裏表を隠す人ではなく、裏表が在る事を正直に、自然に、躊躇なく言える人です。
そう考えると、"少年の心を持った空気の読める大人"が魅力的だと表現する事ができそうですね。
僕は、普段から時間を見つけては漫画を読むのですが、最近読んだ「ベルセルク」という漫画の中に登場する「グリフィス」というキャラクターが、まさにその要素を持っています。
機会があれば・・・と言わず、レンタルでも漫画喫茶でも、スマホからでも、時間を見つけて読んでみることをオススメします。
"少年の心を持った空気の読める大人"
この言葉がかなりしっくりくると思います。
漫画『ベルセルク』に登場する「グリフィス」です。
読み物としても最高に面白いですよ。
是非参考にしてみてください。
ということで以上になります。
ありがとうございました。
ナカムラショウ
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