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7/16 第二回駅ホーム長さ調査 近鉄奈良線・けいはんな線編

こんにちは。今回は近鉄奈良線・けいはんな線について調査してきました。
近鉄奈良線は近鉄の基幹路線の一つで、大量にいる奈良市・生駒市の奈良府民達を運んでいる路線です。けいはんな線は中央線の延長と言える線ですが、地上や高架を走る部分も多く、地下鉄のように追加工事を考慮した設計となっているとは限りません。ではどうぞ。


近鉄奈良線

近鉄奈良線は今回河内永和~近鉄奈良について調査しました。結果は以下の通り。

近鉄奈良線の駅ホーム長さ 近鉄奈良線電車は1両あたり21m
背景色は当該駅に停車する種別
(赤:快速急行、橙:急行、黄緑:準急、緑:区間準急、白:普通)

表を見ると、快速急行が停車する駅は近鉄奈良駅の3・4番線を除き214m以上を確保しており、近鉄車両が10両停車できる長さになっています。生駒駅は3・4番線以外は短いホームですが、奈良線の電車は3・4番線にしか停車しないのでこれで問題ありません。
それ以外は車庫併設駅の東花園駅が10両対応、急行停車の石切駅と準急停車の駅全て、おおさか東線との乗換駅である河内永和駅が8両対応、それ以外の区間準急・普通しか停車しない駅が6両対応です。
ホームの未使用領域、というのは富雄駅の難波方(エレベーター設置の都合による)に0.5両分程度あるだけですが、待避線がある駅は瓢箪山駅を除き待避線そのものは10両に対応しています。

けいはんな線・Osaka Metro中央線


けいはんな線は今回長田~生駒について調査しました。併せて中央線深江橋・高井田駅についても調査しました。結果は以下の通り。前回調査分と併せて示します。

中央線・けいはんな線の駅ホーム長さ 中央線・けいはんな線電車は1両あたり18m

中央線のみならず、けいはんな線についても未使用領域が柵で区切られ立入禁止となっております。今回調査した深江橋~生駒では、
深江橋駅 コスモスクエア方1.5~2両分・生駒方0.5両分
高井田駅 コスモスクエア方2両分
長田駅  コスモスクエア方1両分・生駒方1両分
荒本駅  コスモスクエア方1両分・生駒方1.5両分
吉田駅  コスモスクエア方0.5両分・生駒方1.5両分
新石切駅 コスモスクエア方0.5両分・生駒方1.5両分
生駒駅  未使用領域無し
となっており近鉄区間もOsaka Metro区間と同じ考え方で建設・運用されていることが分かりました。

まとめ

今回は近鉄奈良線・けいはんな線の路線について駅のホームの長さを調査しました。
奈良線においては普通・準急・快急の編成長に合わせたホーム配置となっていることが伺えます。また、けいはんな線は生駒までに関して言えば中央線の延伸線として建設され運用されていることが見て取れます。
詳細な考察は今後データが揃ったら行いたいと考えています。


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