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新しいメディアの立ち上げでやること(2022年5月18日放送回)

最近、新しいメディアを立ち上げています。そういうところでいったい何をするのか話そうと思います。新しいメディアの立ち上げでやることです。

メディアというのはブログのことだと思ってください。個人でブログをやろうと思うと全部をやる必要があります。記事を書くのもそうだし、ブログを作るのもそうだし、サイト設計とか戦略的も全部一人やりますよね。

ただ僕の場合は組織でやっていて個人とは若干違ったりはするので、「そういうことをやるんだ」くらいの参考にしてもらえればと思います。

メディア立ち上げのチーム編成

一番やらなければいけないことはチーム編成です。兎にも角にもチーム編成。チームを組んでやろうと思うと、誰とやるのか、それぞれの人に何をやってもらうのか考えます。

ざっくり言うと3人登場人物が出ます。

1人目が記事を書く人。この人がメインです。ブログのメインの作業はコンテンツを作ることなので、記事を書くライターさんは絶対に必要です。人数に関しては、その時々で違います。

どのぐらいの頻度で更新したいか、どのぐらいのスキルの人が集まるかで違うのですが、最低一人以上です。ライターさんがいないとコンテンツを作れなくてブログ運営ができないので。

理想は3~4人です。10人いてもいいですが、10人が記事を納品してくると、ペースが速くなって管理が大変です。逆に少なくなると記事の更新頻度が落ちるので、記事の更新をできなくなります。3~4人がいいと思っています。

2人目がライターさんを管理する人です。一人だったら自分が面倒を見ればいい。でも、ライターが3~4人になってくると、その人たちの納品した記事をチェックことも大変なので、ライターさんを管理する人が必要です。ディレクターとも言われますが、ディレクションの仕事をする人が一人必要です。

これで3~4人のチーム編成ですが、これだけだとブログが立ち上がりません。ブログを作る人が必要です。WordPressでブログの元になるものを作る。そこにライターさんが記事を書いていきます。

WordPressでブログを立ち上げるのは、基本的に僕がやっています。「このメディアでは、こういう感じでやっていこう」という戦略も僕が考えます。

めっちゃ速いです。「どれだけブログを作ってきたんだ」というくらいブログを作ってきたし、今でも普通に「ブログを立ち上げておきますね」みたいなことが多いです。記事を書き始めるまでにかかる時間は約15分。プラグインのインストールもあるので、若干そこで時間はかかります。

WordPressを立ち上げて、テーマを入れて、プラグインを入れる。15~20分くらいあればライターさんに渡せる状態にはなります。もちろんテーマはMERILを使います。

ライターの採用方法

話だけを聞くと簡単そうですが、チーム編成するというところで採用をどうするかめちゃくちゃ難しい。

ちょうど採用を進めていて、今までライターさんでここ半年~1年は増やしませんでした。ただ、うちの会社のメディア事業の比率というか比重を上げようと思っているので、全然ライターさんが足りません。新しくライターさんも採用しようという動きをしています。

Twitterとかメルマガではなく、クローズドなコミュニティで募集をしています。

一つがSEOライティング実践講座の受講生です。これは分かりやすいですよね。うちのサービスの受講生なので、他の人よりもうちが求めるクオリティの記事を書いてもらえる可能性が非常に高い。外で募集するときよりも、SEOライティング実践講座の受講性のレベルは圧倒的に高いと感じるので、このサービスをやって良かったと思います。

もともと自社でライターを採用したいときに、そこで採用することも考えた上でのサービスなので、狙い通りではあります。

もう一つは教材の購入者です。僕は「商標ライティングマニュアル」という教材を売っています。その購入者向けにも募集をしています。同じ感じですが、有料でお金を出して買ってくれた人なので意識が高い。あと教材を読んでいるので、他の人よりもいい記事を書いてくれる可能性が高いということです。

採用基準は厳しいです

実際に応募が来ていて、70人は超えていると思います。Twitterみたいなオープンな、圧倒的にリーチできる人数が多いところで募集しなくても、それだけの人が応募してくれるのはすごくありがたいです。ただ全員にやってもらうわけにはいかないので、ほとんど人がごめんなさいという感じです。

いつもの傾向からいくと、メルマガで募集すると100人以上応募があります。本当にありがたいことで、すごいことです。ライターを自分の媒体で募集して100人の応募がある。ランサーズとかクラウドワークスがいらない。そっちで募集するよりもレベルが高くていい人が集まります。

ただ、大体100人の応募があって、1人が通るか通らないかくらい。それは基準が厳しいからです。うちとしてはライティングができない人を採用して、その人を育てる余裕がありません。うちの会社が小さいからですが。

最初からある程度レベルの高い人を取ろうと思うと、どうしても基準が厳しくなります。実際に採用を誰にしようか決めているところです。普段はいい人がいれば採用していきますが、今は新しいメディアの立ち上げで記事を書いてほしいので、普段よりは採用しやすいです。

何人ぐらい採用できるか分かりません。一気に10人以上採用できたとしても管理できないので、そこまでは難しいと思います。

個人でもチーム戦は強い

一番のメインで話したかったことは、チーム編成で新しいメディアを立ち上げるときは、そこをやるよということです。

個人ブログをやっている方にしてみたら、参考にならないと思います。個人でもやろうと思ったら誰かとブログ運営できるし、僕らの周りにもそういうことをやっている人は増えています。

僕は3~4年前からチーム戦が大事だと言い続けてきました。何がきっかけかは分かりませんが、複数人でメディアをやっている人が結構います。組織でやっているとか、法人でやっているのではありませんが、自分一人でやっても上手くいかなかったけど、誰かと一緒にやることで、結果が出ている人がいます。そういう動きも増えているので、不可能ではありません。

そういう道を模索してみるといいかもしれません。この前、同じジャンルの人と組むといいという話をしました。看護師ブロガーだったら、一人で看護師ブログを運営するのは大変です。

「副業で月1記事しか更新できない」となると、しんどいです。稼げるまでに最短でも3年はかかります。3年たっても月に1記事だと36記事だから、あまりに更新頻度が少ない。それはSEO的にもいいことではありません。だから月に1回しか更新できないんだったら、そういう人が4人集まれば、4倍のスピードなので月に4記事を更新できます。

収益が出たときに分配しないといけないので、1人のときより当取り分は減ります。でも収益を出せないことが多いので、そういう意味ではチームでやっていくのは悪くないと思っています。

役割分担で事業を進める

僕はチームでしかできません。僕一人でメディアをやると、他の事業が止まります。

・YouTubeを毎日できない
・Voicyを取れない
・ライブ配信できない

そんな感じになって良くないので、あまり自分が入り込まずにできる体制を作るようにしています。

本来は自分で全部やった方が稼げる確率も上がると思います。17年もやっているから、記事を書くにしても、その辺のライターさんよりもいい記事を書けます。でもそれをやることが会社のためになるか、みんなのためになるかと言うと違います。その辺は役割分担だと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。本ページの内容はVoicyを書き起こして、Web上で読みやすいように再編集したものです。元音声は以下で聴くことができます。面白いと思ってもらえたら、noteとVoicyをフォローしてもらえるとうれしいです。

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