「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」って、ホントにそう。
最近話題のこちらの本を紹介いたします。
「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」です。
なかなかインパクトのあるタイトルのこの話題書。
この本は、普段抱えている嫌な気持ちや孤独な気持ちとの付き合い方が書かれているのですが、普通の自己啓発本とは違うんです。
本書の特徴
この本の著者、Jamさんは普段ゲームのグラフィックデザイナーやイラストレーターとして活躍をされている方。
なので本書も得意の漫画を取り入れ、より伝わりやすく、可愛らしい本となっております。
本書の良さ
1. 誰もが一度は抱えるであろう不安や嫌悪感に対しての著者の素直な気持ちが述べてある
私が本書で心に残っているのが、
「自分にないものを羨ましいと思った時」
幸せになるための参考書を見つけたと思ってみる
です。人間は嫉妬する生物。
私は、嫉妬と言う感情が1番必要のない感情だと思っていました。
しかし著者は「嫉妬とは、嫉妬するほど相手を魅力的に思ってる証拠」というのです。
…確かに。と私は思いました。
それならば「そんな相手を参考書にしよう」と思えました。
2. 専門家の視点ではない味が出ている
多くの自己啓発本は、有名なカウンセラーや研究者が、多くの研究や論文を元とし、統計的に分析している内容が多いです。
しかし、著者は専門家や研究者ではなく、イラストレーターなのです。
著者自身も、「身近な人とちょっと話すくらいの感覚で…」と述べてあるくらいです。
気軽な気持ちでよめ、共感することも多いかと思います。
3. 自分を大切にするということ
多くの項目が書かれているのですが、一貫して「自分を大切にすること」が述べられています。
どんなに人に優しくしようとも、人の気持ちを考えようとしても、まずは自分を理解しなければ他人を理解することはできないのです。
また、孤独を好きになることも本書においての特徴の一つ。
人は結局1人で、人に依存する生活はその場凌ぎの寂しさの埋め合わせでしかないのです。
孤独を愛すること
そうすれば、大切な人を・物をより大切に想うことができます。
まずは自分を1番に大切にすることを本書は教えてくれました。
最後に…
現在、人間関係で悩んでいる方・理由もなく漠然とした不安に襲われるという方・他人ばかりを優先してしまうという方にはオススメの本書。
心が軽くなること間違いなしです!
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