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タイミングの本

書店で本を選ぶとき、


私はまずタイトルだけをじ〜〜っと眺め
ピンときた本を手に取り
パラパラ〜っと中を見て決める。


数秒パラパラしては棚に戻し、
次の本もまたパラパラしては戻し


それを繰り返して
これという1冊にたどり着く。


文章はほとんど読まない。


パラパラしながら、その本の全てが、
今の自分にフィットするかどうかを見ているのだ。


フォント
紙質
挿絵
行間のとりかた
字の大きさ
本に触れた時の波動の感覚。



子供の頃から
ずっとこの選び方だった。


今はもう、本屋さんで実際に手にとって
選べる機会は無くなってきたけど

画面上でもすぐピンときて、
取り寄せた本があった。


もう10年以上前の話だ。


それが、この本。


夢の調査員であるマヤが
失ってしまった夢を探しに
宇宙図書館へいくお話。

文章のそこかしこに
宇宙の仕組みと叡智が散りばめられている。


たくさんの数字や図形
幾何学模様

次元間移動


最近ビジョンで降りてきた
倍音や幾何学模様なんかにも繋がる本だ。




この本を読んでしばらく経った
30代後半は

スピリチュアルな感覚が増し、
どんどんいろんなものが降りてきてる時期だった。


それ自体は楽しかったものの
パートナーや家庭を持つことこそが幸せなんだと
信じ込んで焦っていた私は


ある日、宇宙に


「私は再婚して子供を産みたいの!!
それまでは3次元に集中させて!!」


と、キレ散らかした。


その日以来、私はガイドや天使の声を
全く聞かなくなり


この本の内容も同時に
スコーンと抜けてしまった。


その後、
再婚はしなかったけど、
息子は無事に出産。


産んで数年経つと

「もう産み終わったよね」と言わんばかりに
また以前のような5次元の感覚が
徐々に徐々に、戻ってきたのだ。


宇宙って、律儀だよね。



そんなある日、息子が突然
私のお腹に入る前の話をし始めた。


息子は元はレインボーの光の世界にいて
それは宇宙にあったそうだ。


息子が描く絵はみんな笑顔で
いつもレインボーがある。

マックフライポテトまで
レインボーカラー。

虹のことならよく知っていると言う。



そのレインボーの世界で、


「マミーはラストのお客さんだった。
僕はスキャンされて、やっとマミーに買ってもらった」
らしい。


でもこれは、お買い物にかけた作り話かな〜
とも疑いながら聞いていると、


「ずーっとマミーを待ってて寂しかった。
やっと来てくれて、地球に降りた」

(高齢出産だったからね〜)



息子は、マジックパワーに包まれて私のお腹に入り、
その中でどんどん大きくなり、
一緒にきたマジックパワーもどんどん大きくなって、
最終的にボンッとなって
外に出たらしい。


「そのマジックパワーは、
そのあとレインボーの世界に帰ったの?」
と聞くと、


「ううん、僕のお腹の中に入った。でももういない。」



「いついなくなっちゃったの?」って聞いたら、
「う〜ん、わかんない。多分・・22?」


と謎の発言をして、息子は笑った。




その瞬間、私の脳裏に
『22を超えてゆけ』がふたたび蘇った。
懐かしい、大好きだったあの本。


すぐにAmazonを開く。


私の好きな神聖幾何学とか宇宙の本は
マニアックすぎて一般ウケしないのか、
見事にぜ〜〜〜んぶ
Kindle Unlimitedに勢揃いしていた🤣

(私にとっては夢のラインナップw)


『22を超えてゆけ』をダウンロードし、
すぐに読み始める。



でも、なぜだか頭に入ってこない。


読めないので放置して、
『フラワー・オブ・ライフ』を先に読んでいた。


それから数週間して
前記事のおかねWorkshopに突如参加することになり

主催の先生のひとり、
マウイのゆきさんのブログを
読ませてもらうようになって驚いた。


『22を超えてゆけ』のことが書いてある!!

彼女も、半年ほど前から
辻麻里子さんの本を読み始めていたのだ。


ゆきさんもやっぱり、
辻麻里子さんの本は読むのにタイミングが必要で、
それ以外の時に読んでも
全く頭に入ってこないと言っていた。


不思議な本。


その内容は、
必要なタイミングで、必要な人にだけ
手渡されていくんだろうか。



面白かったのは、Workshopが終わった翌日、
あれだけ読めなかった『22を超えてゆけ』が
急にスルスル読めるようになってしまったのだ。

今度はどんどん内容が入ってくる。


読む前に、このWorkshop受けときなさいよ
ってことだったのかな。



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