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ブルームーンの出来事

「君、ネイティブアメリカンに会ったほうがいいよ」




先日のhiruwaveセッションでの
ヒデさんの一言だ。






ネイティブアメリカンか・・
そりゃアメリカにいるから
会おうと思えば会えるだろうけど




でもどうやって?




その時ふと、去年も
ネイティブアメリカンに
フォーカスしていた時期が
あったことを思い出した。




ちょうど同じ、8月だ。




大好きな魔女友が
大事なインディアンジュエリーを
貸してくれたっけ。





あの時、彼女が「行くといいよ」と
教えてくれた場所は・・




そうだ、"POW WOW(パウワウ)" だ。




複数のネイティブアメリカンの部族が集まり、
歌やチャント、踊り、工芸品、食などを通して
ネイティブの文化に敬意を払う祭典。




1年を通して
あらゆる場所で開催されている。




あの時から、
ずっと気にはしていたけれど




結局1年間、
行けずじまいだった。




改めて、近場で行ける
POW WOWを探してみると




うちから1時間半くらいの町で
開催予定があることがわかった。





しかも、今週末😳




でも、最初は




急すぎる💦とか
知らないところ運転するの怖い、とか
アーチーくんのドッグシッター初日だから無理・・とか




いろんな言い訳を作っては
感覚を無視していた。




そして、頑張らなくてもできる
歌の方に
ずっと集中していた。




そんな時、ニコの散歩をしていて
偶然クロエちゃんと会った。




しゃがんでクロエちゃんに
挨拶をしていると




急に何か見つけたのか
ニコが全力で走り出した。




私はクロエちゃんに
気を取られていて無防備で




引っ張られた衝撃で
うつ伏せに倒され
さらに地面を引きずられた😨





目にみえる傷は一つもなかったけど
1〜2日経つと
脇の下や首が痛みはじめ、
ひどい頭痛がしてきた。




いきなりグンっと上半身を引っ張られたことで
軽いむち打ちみたいな感じに
なったんだと思う。




いつも我が道をいく、野生的なニコ




私は、週末の
シッターの予定のことを考えていた。




アーチーくんの初日に、
クロエちゃんがまた
乱入する予定になっている。




アーチーは小さいから大丈夫だろうけど
さすがに体の大きなクロエちゃんと
アーチーの両方は無理だ。




そう思い、私は
クロエちゃんのママに
すぐに連絡を入れた。




「みんなにとって安全じゃないと思うから
申し訳ないんだけど土曜日のクロエちゃんは
無理だと思う・・」




私は、基本、
助けたい人だ。




だから頼まれたことを断るなんて
よっぽどじゃない限り、しない。




いつもなら
体に鞭打ってでもやる。




でも今回は、
自分の休息を最優先することが
何よりも大事に思えたのだ。



するとクロエちゃんのママは
すぐにこんな返事を返してくれた。




「こっちの予定は全然断れるから、
私たちのことは気にしないで
ゆっくり休んで!




っていうか、アーチーもね、
あの子、体は小さいけど
急に強く引っ張ったりするのよ。




ボールを投げてあげるのも
腕をたくさん使う作業だし、
状態が悪化するかもしれないわ。




だから、よかったら今週末、
makiの代わりにアーチーを
うちで預からせてもらえないかしら?




クロエも喜ぶし、makiもその方が
ゆっくり体を休められると思う。




アーチーのパパには
私から連絡しておくから」




・・本当にこの人たちは
いったい、どこまで優しいんだろう?😭




でも私は、すぐに
「よろしく」とは言えなかった。




クロエちゃんを休むだけでも申し訳ないのに
アーチーの面倒まで見てもらうわけには
いかないと思ったのだ。




その夜は、ちょうど
スーパーブルームーンだった。




私は普段、満月とか新月とか
全く気にかけずに生きている人なのだけど




なぜかこの満月だけは気になって、
カーテンを開けて眠った。




朝、目覚めると、
エネルギーが全然違っていた。





そしてすぐ、
大好きな宇宙仲間いくぽんちゃんがしてくれた
自動書記の中の




二つの文章が
頭の中で自動再生された。




『アメリカの地踏んだ本当の意味探す』




『母船の意識、女神の意識目覚めてギア入れよ』




もう何度となく音読し、
覚えていたフレーズだった。




すっかり忘れ去っていたPOW WOW が
急に脳裏に蘇ってきた。




”アーチーを預かってもらえるってことは、
POW WOWにも行けるってことだよな・・?”




意識が変わっているのがわかる。
準備ができているのがわかる。




今なら行ける。




・・行きたい!




私は、クロエちゃんのママに
「やっぱりアーチーもよろしくお願いします🙇‍♀️」と
図々しくお願いした。




普段は、具合が悪くても断らないのに、
POW WOWに行くために
あっさりと考えを変えるだなんて





そんな自分に
ビックリしていた。




彼女は
喜んで快諾してくれた。




タイミングが来るっていうのは
こういう感じなのかもしれない。




全てが楽に、
全員にとってうまく流れていく。




(土曜のクロエママの予定も、
実は本当は行きたくなかったんだそうで、
断る口実ができて良かったと喜んでいたw)





1年前、私にとって POW WOW は
高いハードルだった。




でも、無理せず、少しずつ
ハードルを小さく小さくし、
自分に優しくしていった。




普段ならやらないこと・できないことを、
直感に任せて少しずつやっていった。





そうしたら、思いがけない展開が起こり、
ベストタイミングで行けることになった。




明日、私はPOW WOWで
何を見るのだろう?




ネイティブアメリカンの
あの空気感に身を置き




何か気に入ったものを
一つ持って帰ってくる。




それだけで十分だ。




その後何が起こるか
展開を楽しみにしていよう。




宇宙は良い方向にしか
流れていないのだから。




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