【インバウンド添乗入門003】「コミュニケーションの濃度」(その2)
前回、コミュニケーションの濃度を上げるために必要なポイント「笑顔」「声掛け」「かわりにやる」を挙げてみました。ちょっと詳しく考えてみます。
「笑顔」
すべての対面コミュニケーションの基本は「笑顔」でしょう。目があったときに即座に笑顔で返して、可能であればちょっとした挨拶を交わせるかどうか。英語なら HI ! 、フランス語なら Salut ! 、日本語なら おはようございます/こんにちは/こんばんは など。
個人的な感想ですが、欧米系と比べてアジア系は初見の人に対しての笑顔が苦手な気がします。逆に、にらみつけるような視線を送る人も少なくありません。何でしょうね、この違い。
「声掛け」
仲良くなるには「声をかける」のが近道です。なんでもいいので、とりあえず、Hi ! の次に一言付け加えてみる。 よく使うのは天気の話題。「今日は暑いですね」とか。あとは、服装や持ち物を褒めてみる。「その帽子はきれいな色ですね」とか。
日本語だと、なんとなくわざとらしい感じがしないでもないですが、外国語だとわりとスラスラ言えるのが不思議です。
「かわりにやる」
相手が自分でやろうとしていることを代行して手伝うのも、コミュニケーションを広げるきっかけになれます。たとえば、家族で写真を撮ろうとしているときに、こちらから声掛けしてカメラマンになるとか。自撮り棒もいいですが、やはりカメラマンが撮ったほうが自由な画角が選べます。
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