お彼岸と仏壇。
人生で最も影響を受けた本を5冊挙げよ、と言われたら、間違いなく『ブッダのことば(スッタニパータ)』が入るくらい仏の教えが好きだ。
しかし、先祖供養をはじめとしたビジネス仏教には全く興味がない。
故人の戒名1文字追加に10万円〜の世界は、私の世代には通用しないボロい商売だと思っているが、母親はバッチリとしきたりに従い、数々の供養イベントをこなし、毎朝仏壇に米やお茶や亡き父の好きだった甘いカフェオレを供えている。
殊勝なことだと思いながらも、『もうさすがに成仏してるし何なら輪廻転生してるべ』と仏教ツッコミを入れるが、聞き入れてはもらえない。
死後10年以上経って、家にティータイムをしに来ているとしたら、それはそれで心配なのだが、あの仏壇はきっと母親の心の拠り所なのだろう。
死後の遺灰は、広瀬川に流されたい(前回参照)ので墓や戒名は不要だけれども、万が一急に死んでしまい墓に入れられてしまった場合に備えて、今のうちに自分であの世ネームを決めたい。
【友猫星心大姉】
思いつきの割にキラキラネーム☆
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