今年は振り返らずにはいられない年でした

年末に一年を振り返ったり、新年にその年の目標などを考えたりするタイプの人ではまったくないのですが、今年一年は本当に色々あったので、せっかくなので書き出してみようという気になりました。この数年は基本的に平穏で、今年以前で起きたまあまあ大きな出来事が2年前にTwitterを永久凍結されたことかな？ といえるくらい、特になにもありませんでした。

ところが今年に入って（正確には去年の今ごろからですが）おもに健康面で問題が続出しました。ざっと挙げていきます。

• コレステロール値改善の薬の副作用で横紋筋融解症になり、2ヶ月ほど腕が激痛で動かせなくなった

• 糖尿病の数値が大きく悪化した

• 低血糖発作を起こして失神した

• 歯茎が化膿して、レーザーで焼かれた

• 肝機能の数値が悪化した

• 20年来の粉瘤が突如大きくなってきて手術を受けた

とまあ、こんな感じでした。一番つらかったのは横紋筋融解症で、当初は薬の副作用だと分からず、頚椎症が原因で腕の神経が圧迫されているのだと思い込んで整形外科やカイロプラティックや整骨院にさんざん通ったもののまったくよくならなくて途方に暮れていたところ、ふと母親が以前、わたしが飲んでいたのと同じコレステロールの薬を飲んで膝が痛くなったことを思い出して、薬を断ってみたら3日くらいで痛みが収まりました。

いままで色々な痛みを経験してきましたが、横紋筋融解症の痛みはそれらのどれよりもきつかったです。痛み止めを飲んでもまったく効果がなかったため、正味1ヶ月ほどはほとんどまともに眠ることもできませんでした。血圧も170くらいまで上がっていましたね。また、原因が判明して痛みが収まってからも、要は腕の筋肉が溶けてしまっていたわけですから元通りに動かしたりものを持ち上げたりできるまで回復するのに半年ほどかかりました。

その痛みがあまりにつらかったこともあって、普段はそこそこ厳しくやっていた糖質制限が疎かになってしまっていて、その時期に受けた血液検査でHa1cが11台にまで急上昇していました。糖尿病が発覚して入院したのが約10年前ですが、それ以降はずっとHa1cの値は6.5前後で、7台になったことも一度もありませんでした。11台だと場合によっては再入院やインスリン投与の必要がでてくるほど悪い状態ですが、糖質制限の不徹底だけでなく、コレステロールの薬が糖の代謝に関しても悪さをしていたのではないかといまでは思っています。

さいわい、こちらもメトグルコというよい薬を追加してもらいつつ糖質制限と運動（は仕事でやっていますが、今年になって電動アシスト自転車から自分の力だけで漕ぐ普通の自転車に乗り換えたため運動量は増えました）のみで頑張って、9月にはHa1cが5.8と、数字だけでいえば正常値にまで改善できました。ちなみに、たったの7ヶ月でここまでHa1cが改善されるケースはほとんどないそうです。個人的にいっても、昨年までよりもよい状態になっていることの理由はよく分からないですが結果オーライではあります😌

低血糖発作を起こしたのも糖尿病が悪化していた時期でした。夜中に突然ものすごく苦しくなって目が覚めたのですが、ベッドから出て立ち上がろうとしてそのまま気を失って床に倒れ込んでいたようです。このときは床に顔をぶつけて血が出ました😵

3月になるすこし前からなんとか仕事を再開できたのですが、今度はなにやら歯茎が痛くなってきました。以前に治療した奥歯の根っこ近くが化膿していたのですが、歯科に行ったらレーザーで焼かれました😵 麻酔しているので痛くはなかったですが、肉が焼ける匂いが怖かったです😌

春頃に行った血液検査では肝臓の数値のいくつかがまあまあ悪くなっていました。わたしはお酒をまったく飲みませんので原因は結局よく分からないのですが、横紋筋融解症のときにロキソニンを連用していたのがよくなかったのではないかと思っています。これはとくになにもしていませんが、秋には正常値に戻っていました。

25歳くらいのころに首の後ろ側に大きな吹き出物ができたのですが、その予後が悪くて粉瘤という出来物になっていました。これが気にはなっていたんですけど、一つにはとくに大きくなるわけでもなく、もう一つには首の後ろ側にあって自分では見えないこともあって、ずっと放置していました。それが今年になって突然、ちょっとずつ大きくなりだしました。

とはいえ、これまで書いた通りで、今年の前半はちょっとこれに構っている余裕がありませんでした。しかし、他のことがようやく落ち着いた初夏の頃に、今度はこれが炎症を起こして痛みはじめました。本当に色々なことが重なるときは重なるものですね。これは結局、形成外科で手術をしてもらってキレイに取れました🙂 が、手術の際には切り取った痕を塞ぐためにレーザーで焼かれ、人生二度目の自分の肉が焼ける匂いをかぐことになりました😵

そんなこんなで10月になってようやくすべてが落ち着いたのですが、悪いことだけでなくよいこともあって、なんと体重が1月の時点から12kgも減っていました。現在57kgで、これは高校生から大学生の頃の体重と同じです。つまり、わたしの体にとってはおそらくベストの体重なのでしょう。

体重が減ったのは電動アシスト自転車をやめて（いまもスペアとして所有はしていますが）人力自転車に乗り換えてUberの仕事を続けていたことが一番大きい要因だと思いますが、コレステロールの薬をやめるついでに糖尿病の治療薬も違うものに変えてもらったのですが、こうした薬との相性もあるかもしれません。もっとも、これは新しい薬によって痩せたというのではなく、以前の薬によって太りやすくなっていたのだと思われます。

もともと今より12kg重かったのは、マッサージの仕事をしていた当時、筋肉量という意味でも、あるいは単に施術時に体重をかけるためという意味でも体が足りていなかったのでジムに通って筋トレをして増量していたからなのですが、マッサージの仕事をやめて、より運動量の多いUberをやりはじめても体重はまったく減りませんでした。

ちょっとスピリチュアルなことを言うとすれば、今年のわたしはいわゆる厄年ではありませんが、個人的なサイクルにおいては大きな厄であったのかもしれません。悪いものが出るだけ出て、最終的に体重が落ちるという形で「厄が落ちた」ということ、でしょう。そう思うことにすれば、あとはよくなるばかりです😌

現に、この間の記事に書いたようにちょっと不思議な臨時収入があったりと、すでによいことも起きています。ただ、一昨日の冬至の日には自転車のタイヤがパンクしましたし、昨日は強風で自転車が倒れて変速機が壊れました😵 むむむ、果たしてわたしの運勢は本当によくなっていくのでしょうか！？

というわけで、記録のつもりで綴りましたが、個人的な話を読んでくださってありがとうございます。来年は定期的とまではいかなくても、できるだけたくさん面白い記事を書きたいなと思っています。今後とも、どうぞよろしくお願いします🙂