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家族の生き方

最近「パワーカップル」という言葉を目にする。
収入の高い共働き夫婦を指すらしい…
何かを売るためにカテゴライズして自尊心をくすぐるのだろうか。

先日共働きの妹夫婦が二人とも出張とのことで、小学生の姪を両親の助けも借りつつ一週間預かった。
(両親は80代なので、助けなのかどうかは置いておく)

私達は妹家族が住んでいるマンションのゲストルームを借りてもらったが、食事などは妹夫婦の部屋を使う。
久しぶりに訪れた部屋は、それなりに雑然としていた。
共にフルタイムで働き、週末は子供のために出かける。
家事は最低限で、手がまわりきらないのだろう…

勝手が慣れないせいもあるが、混沌としたキッチンは効率も良くない。
片付けたくなる気持ちは余計なお世話だろうから、冷蔵庫内を拭くくらいに留めておいた(笑)

姪は学校から帰ると友達と部屋で遊び、習い事の時間が来ると支度をして出掛けて行く。
帰ってきてご飯を食べお風呂に入り、22時過ぎに就寝。

一日のどれほどの時間を子供と共有しているかは聞いてないが、小学六年生とはいえまだ甘えたいであろう時期に一人でこなさなければならない事も多いだろう。
そうすることで成長する部分もあるだろうが、見過ごしてしまうことも。

自立心と個人主義、一番小さな集団社会である家庭の意味。 
子供のために少しでも残したいと妹は言った。
そして夫婦それぞれの責任とやりがい。
自分も含め朱に交われば…ではないが、大切にしたいこと守りたいものは属する世界の中で人それぞれ。
専業主婦と共働きどちらがいいという話でもない。
やりたい事だけをやって生きていけるわけでもないし、社会の仕組みの問題もある。

私達には子供がいないから現代の子育て事情も分かっていないし、褒められた主婦ではないのであれこれ言える立場ではないが、なんだか考えさせられた…


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