初恋。

好きとも言えず

流れる時の中で

あの頃をふと懐かしく

感じる。

上手に気持ちを伝える事よりも

自分で出来る範囲の幅の

狭さを知った時

もがいて苦しんだ手の平の小ささを

覚えていて

隠したい気持ちと隠せない気持ちが

交差して

恥ずかしさで

胸が張り裂けそうになる

背一杯背伸びして

口から出る言葉が

真逆な事で

困らせてしまって

素直さに欠いた思い出が

アルバムに残っている。






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