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母親ヅラ

先日トレンド入りした「母親ヅラ」というワード。

いやーよく『お母さんみたい』と称される私としては、身に迫るものがございますねぇ……(笑)

概要としては、ある男性VTuberさんが活動休止されることになり、原因がスパム、誹謗中傷等の嫌がらせによるもので。その原因に関わることを動画で発信、その中の一部に「母親ヅラ」と言う単語があった、と。

コラボ相手に対し「うちの子をよろしくお願いします」みたいなことを言いに行く。そういうのは辞めてくれと言っても「反抗期なのね~」「かわいいかわいい」と言われる、と。

動画はこちら⇒無期限の活動休止します


「うちの子をよろしくお願いします」は、正直思うときがある。
我が子が遊びに行く相手のお家にとか。それは正しく母親ヅラなんだろう。

でもさ、うーん、例えば、推しの曲がいいんだよ、って投稿して。
「聴いたよ、いいね」ってお友達がコメントくれたとして。
「いいでしょ、これからもうちの推しを聴いてくれたら嬉しい!」
この気持ちは、どの範囲なんだろう?母親感情にあたるのでは?

この場合は、誰にも迷惑はかけてなくて、むしろ布教になるのかなと思うけど、それが『行き過ぎて』『演者(&コラボ相手)に迷惑をかけてしまった』がために、こうなっているのだとしたら。

割と感情としては起こりやすいものなのかなと。

なんだろうね、応援と、布教と、迷惑の境目。

母親感情は起こってもいい、勝手におこってしまうものでもあるから。
でも母親ヅラをしたことが問題だったんだろうな。

ヅラ(面)って結構厄介だよなぁと思う。

母親ヅラ、親切ヅラ、心配ヅラ、何かに装ってやってくる。
これはあなたのためなのよ、あなたを想って言ってるのよって。押し付けがましいっちゅーか、裏にある本心が見え隠れするっちゅーか、でもやってる本人はヅラ被ってることに気付かない……。

心配しているつもりで、結局一番心配してるのは自分のことだったり、思うように相手を動かそうとしていたり、心配する自分に陶酔してる、なんてこともある。まぁ、やったことがないとは言わない。友人に対し、そんな時期もあったと思う、黒歴史。

距離感なのかなと思ったけど、相手が身内や近い人ならやっていいのかってーと、そういうことでもないなと思い。

自分以外の外部の何かがやたら気になる、いらいらする、他人をどうにかしたいという時は、ヅラ被ってないか、見てみるといいかもしれない。だいたい自分のことがおろそかになってるし、望まれてもないんよなぁ……ってこれは自戒ね。

あー、望まれてるかどうか、相手の気持ちなんかもね。(おかあさんサービスやってって言われたもんな、その場合は母親ヅラを望まれてるよね 笑)

どっち向いても、誰に対しても、1:1。人:人。面被らんで、なんか素で付き合っていきたいなぁ。

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