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匂いを嗅ぐことで記憶が蘇った経験ってありますか?

匂いは記憶と密接に関係していて、匂いを嗅ぐことで記憶が蘇ることを「プルースト」効果というらしい。
現象に名前がついているってことは、それ程までに世間にこの現状が浸透しているということである。

ちなみに私は匂いで記憶が蘇ったことはないw
でも、「街を歩いてたら好きな人と同じ香水をつけた人がいて、好きな人を思い出した」等のエピソードは耳にしたことがある。
ロマンチックな話だよね、うらやましい。

自分自身ではその現象は体験したことはないけれど、大学時代に
「街でベビードールの匂いを嗅いでめぽちゃんを思い出した」と友達に言われたことはある。
私がいないところで私のことを思い出してくれるのが嬉しくて、それ以来忘れずに香水をつけるようになったのは言うまでもない。
ちょろい女だぜ。

良いにおいのするものは幼い頃から好きで、
小学生の時にはお菓子作りで使うバニラエッセンスをつけて学校に行ってた。あれって甘い匂いがするんだよ。
小学生時代の唯一可愛いエピソードである。
基本的には「大空を飛ぶ鳥だーーー!」と言って池に飛び込んだとかアホなエピソードしかない。当時から体を張って笑いをとりにいこうとしてたことを褒めてほしい。


最近、なんだか冬も深まってきたし、気分を変えたくて香水を変えてみることにしたんだけど、まぁしっくりくる香水が見つからない。
そこで少し前に好きだったジョーマローンをつけてみることにしたんだけど、久々につけるとまぁ自分の好みとは違う。
「??????」となった。
去年くらいまでは好きだったのに。

もしかした季節の問題もあるのかもしれない。
私の所持しているジョーマローンは全部かるめの春夏向けではある。
それにしても、である。

こんなに短期間で好みが変わる??
これなら大好きだった時にもっと使っておけばよかったと思った。
好きだったものがそんなに好きじゃなくなったことに気づいて少し悲しくなった。大人になるってこういうこと?
でももしかしたらまた好きになるかもしれないし、ジョーマローンの香水たちは名前をつけて保存した。
男子は昔の恋愛に名前をつけて保存するらしいが、これはきっと同じ気持ちなんだと思う。
あぁ、好きだったジョーマローン。またね。

そして早速新しい香水を買った。
年末に大掃除をしていたら香水の試供品がでてきて、ちょっと使ってみたら今の気分にドンピシャ。
新しい出会いなんでそこら中に落ちてるのね。
切り替えが早いのは私のいいところだと思っている。
ディップティックのフルールドポー。
ちょっとばかり高価だったけど「好きなものは好きなうちにたくさん使わないと後悔する」と気づいたので買うことにした。
買いたいが為の言い訳では決してないことを断言しておこう。

そういえば私はゲームをする時、必ず香水をつけてやる。
一緒にゲームで遊んでいる相手には香りはもちろんわからない。(オンラインなんでね)

でもそのうちゲームをしなくなったり、この香水を使わなくなったとしても、ふとこの香水の香りを嗅いだ時に
「あの時はみんなと夜な夜なゲームを楽しんでたな」って懐かしむ気持ちがくるのだろうか。
そんな思いを胸に今日も香水をつけてゲームをするのである。


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