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実写化妄想オカズでお腹いっぱい


あらためまして、くろ井といいます。
基本的に腹黒い性格なんで、略してくろ井です。

映画好きなんですが、この状況下、様々な作品の公開延期に気落ちしつつも、思いを馳せることは自由なので実写化について希望的観測で勝手につらつらと述べさせてください。

昨今の環境の問題等々で、やれ気候変動だ、温暖化だ、昨年の夏の暑さはさすがに調子に乗りすぎだろう、と多分に漏れず私も一国民としていっちょ前に愚痴っていた。
特技も何もなく、さして自慢することも全く無い自分でも、季節や天気へのクレームは、万人に言うのを与えられた特権だと勝手に思っている。
だいいち、責任転嫁先が不在である。(※バタフライエフェクトとか持ち出すのは申し訳ないが今は慎んで頂けないでしょうか)

いや、不在というかあるっちゃあるんだけど「自然」という人間では歯が立たない猛者中の猛者、地方によっちゃ神扱い、神じゃー無理っしょ、せめてこの小賢しい何の役にも立たない、あっしのたわいのない悪口の一つや二つくれえ聞き流して下さいよとヘラヘラしながら「この暑さの調子じゃ、年末にはもっと暑くなるよねww」などと、一人飛ばしてべっぴんさんという一周回して寒さの免除化がされている(※実際回されすぎて、バター化通り越して煙になってしまった説が有効だと思っている)往年のベタフレーズにも負けずとも劣らない、言った文字数丸ごとが時間の無駄というか人によっては今後の関係に支障をきたしそうな地雷もん、ベタフレーズどころかもはやスーサイドフレーズが口から出る。でもこれは元はと言えば酷暑のせいだから。という言い訳がまかり通るほどありえない夏でしたよね(強制的な共感の同意)。

そう、夏が終われば秋、秋といえば読書(もう強引すぎて自分でも引いちゃうこの導入よ)、昨年の秋に、私、ドン・ウィンズロウ氏の「犬の力(上)」を読んでいまして、これがまあ様々な面白み濃縮還元100%越えの読み応え、大袈裟じゃなく10ページに一回来るどんでん返しの度にアドレナリンが脳内で出まくり、とにかく容赦ない作品。一言でいうと、パねぇ!です。
内容は麻薬カルテルの排除を目論見ながらも善と悪の狭間でもがくDEA捜査官の主人公、アート・ケラーが「結局正義って何?それ食えんの?美味いの?」状態になりながら米国政府やマフィアなどなどが複雑に絡み合って、もう誰が敵か味方か何もかも信じられない、ここは地獄の何丁目っすか状態になる感じです。
(※説明わけわかんね、って人はAmazonへ飛ぶことをお勧めします)

んで、下巻も未読のくせにネットでフライング検索したところ、数年前に映画化の話があり、しかもその内容がリドリー・スコット監督で出演がレオナルドのディカプリオとの事に、ひとりでタブレットの画面見て「う、うおお!」と震えたてまつった。

このリドスコ×ディカプリオって、これは考えただけでも震える、観たくて観たくて震える、おお、これが某有名J-POPシンガーの楽曲の正しい意図かとまたまた震える。全部聴いたこと無いけど。
でもかつてお二方が組んだワールドオブライズは未見なんだよなー。


あと、リドスコで麻薬関係の作品といえば「悪の法則」は外せない。抗えないブラックホールみたいな絶望に、ひとりひとり飲まれていく様は圧倒的に気持ちいいくらい不快(苦笑)。妙に癖になる映画。後味悪いのに、定期的に観たくなるんです。

犬の力も八割ほどラテン系の人種でキャラクター構成されているわけで、それを映像化するなら自然とラテン系俳優の配役がマストなワケで。

誰がアート?誰がテイオ?その配下は?ラウル、アダン兄弟は?カランは?とか妄想が膨らみます。オバップはソーシャル以前くらいの、完全に有名になっちゃう前のジェシー・アイゼンバーグに演じてほしかったな〜。

次回、もっと勝手に配役を妄想していきたいと思います。

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