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セネカ 「生の短さについて」発達障害中卒ニートが読んでみた


セネカ(Seneca)「生の短さ(De Brevitate Vitae)」

ローマの哲学者で政治家というセネカが書いた著作である。

言葉の力強さと説得力がすごい。

鋭い洞察力と説得力のある表現で人生の短さや、過去を大切にすることの重要性、
短い人生の持つ意味、無駄に過ごす時間なんてないから後悔なく賢者のように生きよと言っている。

有名な引用

「生は長い、しかし賢い者にはそれが足りる」(Vita brevis, ars longa)など、

セネカの名言で有名な引用が多く存在する。
人生の短さと価値を象徴的に表現し、成功者の自己啓発本などにも引用されよく出てくる。

現代にも通じるテーマ

セネカが提起した人生の短さに対する考え、それによって悩むこと、
昔も現代においても根本的なテーマとしては変わってない。
お金よりも時間の大切さや自己実現、人生の目的、、今日の人々にもインスピレーションを与え、
自己啓発本を読みあさるよりこの本を熟読したほうが価値がある。

過去は運命に支配されないだれからも奪われない神聖な時間

純粋に自分のために時間を使え

いつ死んでもいい心がけで毎日生きろ

他人に支配されてはいけない

過去という財産に目を向けなければ人生はむなしく一瞬で過ぎ去り何も残らない

欲望や他人の評価の奴隷になるな

自分のために生きようと思うなら他人のために生きなければならない
ボランティア精神大事みたいな

過去も大事、今も大事。そして、いかに生き、いかに死ぬかを考えること。

しかし、どんなに無駄な時間を削り、賢者のごとく後悔なく生きたと思っても、結局最後は後悔するのが人生ww

俺のような底辺クソニートは外に出て働けということなのだろう。

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