動物園大好き日記

“推し”はいるだろうか。私はいる。
それはとある動物園でのほほんと暮らしている、アルパカのしらたまちゃんである。

つい先日も会いに行ってきた。のんびりと（でもガツガツと）草を食べているしらたまちゃんを見ると心がほっこりと元気が出る。なんか元気がないと会いに行って、のんびりと穏やかに暮らしている動物を見ると不思議と悩みがちっぽけに思えて、スッキリとした気持ちになるのである。

しらたまちゃんのカットは私の初夏の風物詩である

しらたまちゃんを好きになってから、動物園がとても楽しくなった。
今までは全ての動物をサッと見る、という歩き方をしていたが今は気になる子の前にずーっと居る。30分は余裕で居る。

アルパカをアルパカとしてではなく、「アルパカのしらたまちゃん」として見てみるとまた違った視点で動物園が見れる。
しらたまちゃんのおかげで、アザラシのもちもちちゃんやラクダのジャンくんなど他の動物の名前も自然と覚えられた。
動物園にいくことが友達に会うような感覚になっている気がする。(しらたまちゃんにも私のこと友達と思って欲しい…)

この日はアザラシの赤ちゃんが生まれたということで、会いに行ってきた。
毛の生えた赤ちゃんアザラシを見れる機会なんてそうそうない。数十分並んでたどり着いた場所にアザラシの赤ちゃんはいた。

もう30kgもあるらしい！すくすく育て～！

まるまる、ムチムチ、ポヤポヤとしていた。
こんなに可愛い生き物と会えたなんて、あぁ幸せ～という気持ちが心一杯に広がった。

この子はこれから離乳して、お魚を食べる練習を始めるらしい。オトナザラシに近づいていくのね。
次に会えるときはもう毛が抜けているだろうな。どうか健やかに育って欲しい。

あまり関係ない話だが、この日キッチンカーのクレープやさんで食べた、ツナサラダクレープがとっても美味しかった。
クレープやさんに行くと、いつもクリーム×フルーツの甘いスイーツクレープを頼んでいたがこの日はなんだかおやつというよりごはんが食べたくて人生初のサラダクレープを頼んだのだ。
甘いクレープ生地にしょっぱいツナマヨがすごくおいしかった。感動的瞬間だった。
また食べたいし、なんなら家で作ろうと計画している。

また食べたいなぁ～

動物園に行った日はたくさん歩いたことと、日光をたくさん浴びた程よい疲労感でとてもよく眠れる。

「今日もしらたまちゃんは草を元気そうに食べていてよかったなぁ」
と思いながら寝床につくのがなんとも幸せなのである。