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頭の中のホムンクルス「Meet Dave」(邦題:デイブは宇宙船)主演 エディ・マーフィー
とんでもない映画を見てしまった。私はエディ・マーフィーが好きなのだ。DVDのジャケットを見てもB級映画っぽさがただよっている。しかし、Amazonのレビューが思いのほかよかったので期待してしまったのだ。何も考えずに、エディマーフィーの顔芸で笑えればと思ったんだけど・・・。
この映画、アメリカでの興行成績が振るわず、日本公開はされなかった。その理由はなんとなく分かる気がする(笑)
Meet Dave(あらすじ)
デイブ(エディ・マーフィー)は、ミクロの異星人が操る宇宙船だ。人間に見えるけれど、実は宇宙船なのだ。宇宙船の内部では、異星人たちがデイブを操り、人間社会にうまく紛れ込もうと一生懸命だ。宇宙船の船長もエディ・マーフィーが演じる。
宇宙船のデイブのぎこちない動きや表情が笑いどころだ。
頭の中のホムンクルス
人間そっくりのロボット型宇宙船(デイブ)の頭の中には、船長(エディ・マーフィー)と2号・3号がいて、戦略会議をしている。スタートレックの宇宙船のような環境なのだ。誰かに話しかけられた時、デイブの頭の中では、首脳会議が繰り広げられる。
荒唐無稽な設定ではあるが「心」というのは、擬人化すると自分の中にいる小さな人間みたいなものだ。昔、心理学を学んでいた時に、まさにこんな学説があったよなと思い出した。いわゆる「ホムンクルス」ってやつだ(参考:脳の中のこびと(ホムンクルス))
今では、頭の中に小人が入っていると思う人はいないだろうけれど、自分の中で役割分担をして会議をするテクニックは、自分を客観的に見る上で有効だ。私はエゴグラムの知識を活用するようにしている。
おすすめ度 ★★☆☆☆
たしかにエディ・マーフィーは見ているだけで面白いのだけれど、あまりにストーリーがぶっ飛びすぎていて「よく、これを映画で撮ろうと思ったなぁ」とつぶやいてしまった。まあ、あまり考えすぎないほうがいいんだけど、もうちょっと地味な笑いのほうが、自分には合うかもしれない。
大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq)