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5分タスク仕事術+ストップウォッチで仕事をゲームにしよう。

基本的に仕事中毒気味の私は、仕事を各タスクに分解して、ひとつずつ片付けていくのが好きだ。ゲームにハマるような感じで、タスクを終わらせることに没頭していることが多い。主に使っているのは、ポモドーロテクニック(25分をひと刻みとして集中し、5分休むというテクニック)だけれど、合間、合間に発生する小さなタスクに関しては、別の方法を用いる必要がある。

小さなタスクを、だいたい15分刻みに管理して、手が空いた時に一気に片付けるのはお手のものだったが、さらにタスクを5分単位まで小さく分割するという発想はなかった。

*「仕事のスピードを極限まで速くする 5分タスク仕事術 ブルーオーシャン佐藤 (著)」は現在、Amazonでは販売されていない本なのだが、参考になった個所を紹介したい。

5分のタスクへの「因数分解」

「時間がかかる作業は5分間に分解する。長い作業をプロセスに分けて、5分間に因数分解する。分けることがポイントだ。」

「時間が掛かるタスクでも、5分単位で出来ることに各プロセスを洗い出していってみよう。それまでは、ぼやけていた完成までの道のりも、はっきりとイメージできて理解できて、具体的に自分が何をすればそこにたどり着くかが明確になるはず」

これはチャンクダウンそのものだ。5分でこなせるタスクまで落とし込めば、さすがに「できない」「面倒くさい」ということはなくなる。結局、「先延ばし癖」は、やらなければいけないことが分かっていても、その仕事が大きく見えすぎるときに発動するものなのだ。

タスクを5分の単位まで落とし込む因数分解が行えれば、仕事ができる人になることは間違いない。各プロセスが見えているから。問題は、5分タスクにプロセスを分解する作業がかなり面倒くさいということ。まさに、その仕事こそ先延ばししてしまうくらいのハードルです。著者は、朝の時間に一日の5分タスクを書き出すことを勧めている。

5分タスク仕事術は「ストップウォッチ」が肝

「ストップウォッチを随時確認しながら、5分間以内で終わるように、進めること。」

「ストップウォッチで正確で時間を計ることで、正確な時間を把握することができ、曖昧にしていた時間の感覚を修正することができる。」

このノウハウの最大の肝は、ストップウォッチを使いこなすこと。時間を計測することで、細切れ時間に対する意識を極限まで高めていくことが目的だ。すごい負担だなーと感じる仕事でも、取り組んでしまえば、あっという間に終わったりするものだ。だいたいのもの(思考作業を除く)は15分あれば相当に片付く。時間を計ること、これが分かる。

自分の中で、どれくらいでこの仕事をこなせるという「感覚」が発達してくると、仕事は俄然楽しくなっていく。

「ストップウォッチで5分間をスタートさせて、5分が経過するまでに決めたタスクを完了させる。そして5分たったらストップウォッチをストップさせて、0に戻す。そして次のタスクをスタートさせる。新しい5分間を開始するのだ。 コツは、他の何者でもなく、ひとつが終了したらすぐに、次をスタートさせることだ。

5分タスク仕事術は1時間から2時間の時間のなかで、10個から、20個のタスクをテンポ良くこなしていくのがポイントだ。例えば1時間であれば、5分間のタスクを12個できるし、2時間であれば24個できる。 一つのタスクが完了したら、間髪入れず次のタスクをスタートさせる。これがコツだ。」

短い締め切りを設定して、タイムアタックをしていくこと。これが、ゲームの要素になっているのだ。難易度が低かったり、そのものが面白くない仕事でも、締め切りを小刻みに分割して、アタックしていくと喜びにつながるのだとか。結局、人間って、いろんなところに「喜び」を持てるわけだ。

私の場合は、toggleという時間計測アプリ(ツール)を使い、なんでも時間を計測している。5分タスクにも使えそうだ。

まとめ

15分タスクをこなしまくっていたことはあったけど、5分タスクまで細かくする発想はなかった。結局のところ、仕事は「やるかやらないか」で「実行力」のある人だけが成功する。モチベーションをいたずらに高めるよりも、これくらい落とし込んだノウハウがあるといいね!

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大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq