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自信をつける「サイコーの評価法」を活用した日記の書き方。

飽き性なんだけれど、日記を書く習慣だけは途絶えない。コツコツ書いた日記を、じっくり見直すのが面白い。毎日、1年前の同じ日、2年前の同じ日、3年前の同じ日を見比べて、自分の成長を確認している。意識しないと人は成長しないから、一歩ずつでも積み上げたいと願っている。

そんなわけで、日記の書き方は、いろいろ工夫をしているんだけど、最近、これいいなと思った方法がある。下園壮太氏が指南する「サイコーの評価法」だ。

サイコーの評価法

「何かを評価する時に「良かったところを三つ、悪かったところを一つ、そして今後の改善点を一つ挙げる」(P87)

良かったところ3つ



悪かったところ1つ

今後の改善策1つ


「いろいろ試したが、これこそが黄金比。この「3(サ)」「1(イ)」「今後(コー)」のバランスが、最高(サイコー)の効果をもたらすのだ。(P88)

引用:自衛隊メンタル教官が教える 人間関係の疲れをとる技術 (朝日新書) 下園壮太

日本人は「改善」できる点を見つけて、コツコツと進歩していくことに喜びを感じる。でも、改善点が多すぎるとやる気がなくなる。そこで、サイコーの評価法で、良かった点3つに対して、悪かったところ1つというのが絶妙なバランスなのだ。悪かったことも、悪かったで終わらせずに、改善策にまで昇華できれば、すべての経験が意味を持つようになる。

一日を振り返る時に、良かったことを3つずつ書き出すのは、ポジティブシンキングを成長させるのにも役立つ。やってみると、2個はスムーズに出るけれど、3個目は苦労することが多い。
良かったことを探しだすためには「部分成果」(全体で良かったことがなくても、部分で見ると良かったことを書き出す)「プロセス成果」(手順・時間といったプロセスに良かったことがないかを探す)「副次効果」(直接関係なくても、思わぬ良かったことがないか)で考えると良いという。

例えば「新規のクライアントを訪問し、成約には結びつかなかった日」でも、良かったことはあるはずだ。

部分効果:持っていた提案の一部が興味を持ってもらえた
プロセス効果:別の部署の担当者に引き継いでもらえた
副次効果:訪問先の近所に美味しい店を見つけた

良かったことを小まめにリストアップすると、日記に残る印象も確実にポジティブなものになっていく。「よかった探し」の応用だ。

1日のラストシーンをハッピーエンドに

「終わり良ければ総て良し」だ。一日の終わりに、ポジティブな要素を列挙することができれば、その日のラストシーンがハッピーエンドとなる。たとえ、失敗した点でも、改善策につなげられるなら、それは経験値を蓄えたという将来につながるハッピーエンドになる。

飛びぬけて良い出来事なんて、毎日、毎日は遭遇しない。でも、小さくても良かったことや成長の糧になることは、ゴロゴロと転がっている。日記を書いたり、読み返したりしながら、私は自己成長の喜びを感じている。

#日記 #下園壮太 #自信 #サイコーの評価法

大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq