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時間ができたらやろう!ではなく枠の中にどれだけ詰め込めるかが大切なのだ。
時間ができたらやろう!なんて言って、時間ができた試しがない。どれだけ、暇でも時間は余らない。時間そのものの枠は変わらないのだけれど、やるべきことは、伸縮する傾向があるからだ。
先日読んだ、この本でそのことが面白い例えで説明されていた。
箱とゴムボール
時間は箱、ゴムボールは仕事である。適当にゴムボールを入れると、一個一個がふくらんで、それなりに箱を満たしてしまう。ぱっと見、これ以上入らないなと思える。
パーキンソンの法則としても知られているが、やるべきことが少なくても、多くても、一日はビッチリだったと感じるのが人間の常なのだ。
これは、仕事を効率的にこなしたい人が、絶えずイメージしておかなければならないことだ。やらなければいけないことが2つ、3つしかなくても、1日は満ちる。だらだらやろうと思えば、いくらでも時間をつぶせる。間にネットサーフィンしたり、休憩をはさんだりして、仕事をしているかのようでありながら、実は質の低い時間を過ごしてしまっている。
できるだけ仕事を詰めてみる
この傾向を分かっていれば、できるだけ時間という枠の中に仕事を押し込んむことも可能だといえる。
箱の中に、ゴムボールを詰めていくと、ゴムのボールだから詰めれば詰めるほど、いっぱい入るようになる。時間は固定された箱のように変わらないけれど、仕事はゴムボールのように、ぎゅっと凝縮すれば、いくらでも詰められる。
いくらやっても、それなりに収まっていくというのも、仕事術の妙なのだ。結局、忙しければ工夫してやるようになる。やるしかなければ、やれるものなのだ。手が余っているほかの人を使うもけっこう、外注するのもよし、ツールに手を出すのも間違っていない。
今の仕事の倍を目指す
やろうと思えば、今の仕事の倍はできる!のが普通の人の仕事量だ。だんだん、詰められる量は多くなる。時間という絶対枠は変わらないが、そこにできる限りの仕事を詰められるようになると、それが普通になる。ほかの人がダラダラ仕事をしている時に、その倍を毎日こなしていて、成果が上がらないわけがない。
結局のところ、成果を上げる人はそれだけ働いているということなのだ。
大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq)