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「まただ」・「やっぱり」。ネガティブなセルフトークをやめよう。

セルフトーク(自分の脳内会話)は、自尊感情に大きな影響を及ぼす。自分のセルフトークの定番は「やっぱり・・(ダメだった)」「まただ・・(ダメだった)」なのだ。もし、リアルの友人で、何かするたびに、横で溜息をつきながら、こんなこと言われたら腹立つだろう。

でも、よりにもよって、毎回、こんなことを脳内でつぶやくのは自分なのだ。

非合理的な思い込みではないか

僕は常に、最悪の事態、最悪の事態を予想している。特に何かチャレンジする時には、高望みして、コケたら嫌だから、最悪を考える。そんなことばかり考えているから、最悪とまではいかないけど、うまくいくことはない。イメージトレーニングで熱心に失敗の練習をしているわけだ。そして「やっぱり」と納得させる。

ほら、やっぱり失敗したよって。読みだけは鋭いんだよって。

結局、何を恐れているかっていうと、自分で思い描いたことが達成できないことなんだ。この背景を探ると「目標を一回で達成できないと失敗だ」というプログラムが働いているようだ。論理療法でいうイラショナルビリーフ(非合理的な思い込み)だ。

でも、考えてみたら、目標を一回で達成できる人なんかほとんどいない。ゴルフだって、ホールインワンが出たらニュースになるほどだ。最初はゴールから遠いところに着地し、そこから少しずつ修正して、修正して、ゴールに近づいていくのだ。合理的に考えると自分の思い込みが分かる。

これ、面白いことに他人の思考の歪みならわかるのに、自分のセルフトークには簡単に説得させられそうになる。どれだけ歪んでいて、意地悪い考え方だとしても。

自分自身は自分の味方になってあげなくてはならない。最近、特にそう思うようになった。だからこそ、よろしくないセルフトークに気づけるようになっているのだろう。

闘っても、闘っても現れるモンスターは自分の内面なのだ。



大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq