病気を忘れて生活をするには。


みなさんこんにちは!
かず(@MentallyReset)です!
10月も終わりに近づいて、冬がもうそこまで来ているのを実感する、
そんな季節ですね。

僕はここ数か月ほど、
メンタル維持のため筋トレを続けており、だいぶ筋肉がついてきたのと同時に、基礎代謝もあがったため、いまだに半袖で生活しています。(笑)

そんな今日は、僕が実際にやってみて効果のあった、
「パニック障害との付き合い方や考え方」のお話をします。



「ヒマな時間」を減らす


病気がひどくて働けない
発作が怖くて外に出れない
体調が悪いから布団の上で一日を過ごす

パニック障害等に悩まれる方はきっとこういった経験があると思います。
(僕はこの3つすべてありました)

では、この「何もしない時間」を皆さんどのように過ごされているでしょうか。


パニック障害に悩まされていた頃の僕は、
こういった時間があると必ずといっていいほど、

”次はいつ発作が出るのか” 
”もう一生治らないんじゃないか”


というように、病気のことを四六時中考えていました。


毎日毎日病気のことを考えていると、
もちろん気分は沈み、元気もますますなくなり、
死にたいとさえ思うようになります。

布団から出られない、食欲もない、
そして何より、
一番の趣味であるギターにまで興味をなくし、
どん底まで落ちた僕は

”さすがになんとかしないとヤバイ”

と感じ、日々の問題点を洗い出し、どうするべきなのか考えました。

その結果、「ヒマな時間を減らすこと」を思いつきました。


”病気を治すため”に療養の時間をとっている
にもかかわらず、その療養の時間を、
ますます”自分を苦しめるため”に使ってしまう
そんな日々を、僕は無意識のうちに過ごしていました。


そこに気づいてからの僕は、とにかくヒマな時間をなくしました。

当時は休職をしていたので、朝から晩まで24時間自由時間でしたが、
学校のように一時間ごとに区切った時間割のようなものを作り、


起きたらまず洗濯を干す、掃除機をかける、昼食を食べる、午後は趣味の英語やギター、パニック発作の勉強をして、自己啓発のため気になった本はAmazonですぐ購入し読んで、
夜は友人と時間が合えば食事に出かける、
そして0時までには寝る

こんな感じでできるだけ一日にスケジュールを詰め込みました。

すると気づくのですが、布団から出ずに一日を過ごしていたときより、
確実に時間が経つのが早いし、何より、
病気のことなんて考えている暇は
全くありませんでした。

ちなみに薬の話をすると、僕は頓服薬としてコンスタン0.4を処方されていたのですが、
先生曰く一日に3回までのんでいいということだったので起きたらまず頓服薬をぶち込んでいました。笑
一日の初めに飲むと、「頓服を飲んだから大丈夫やし、万が一発作が出てもあと2回は飲める」という安心感が生まれました。


こういった生活をきちんと続けていると、
知らない間に、
どん底にあったメンタルが少しずついい方向へ上がってきて前向きになりますし、スケジュール通りに日々を過ごせている達成感や、
空いてる時間で勉強等もしているので、成長を感じることができ、
自分に少しずつ自信をもてるようになりました。


病院へは最低限しか行かない


また、休職をしていた頃は会社に提出する「診断書」をもらいに月に一度、
必ず病院を訪れなければいけませんでした。

僕はその際にカウンセリングも同時に受けていましたが、カウンセリングを予約すると、
診断とは別に最低でも30分は待合室に
いなければなりませんでした。

そこは、壁一面に「うつ病との付き合い方」
「パニック発作の対処法」
こんなポスターがズラーっと張られていて、
しんどそうな表情の患者さんが結構な人数いる
待合室でした。

休職したての頃、
”カウンセリングを受ければ楽になるだろう”
”もらった薬を飲み続ければ病気は治るだろう”と
他人に病気を治してもらおうとしていた僕にとって、病院はある種、天国のような場所でしたが、

やっと病気のことを考えずに生活できるようになった僕には
”自分は病気なんだ”ということをいやでも実感させられるような、
できればすぐにでも抜け出したいような空間になっていたのです。

カウンセリングについてのページでも書きましたが、自分で治さないといけないと感じてから、
ここ二年ほどはカウンセリングを受けていませんし、ここ一年は断薬にも成功しているので病院にすら行っていません。


おわりに


いま気分がどん底にある人の中には、
「そんなこと言われてもしんどいから無理だ、、」
と思う方もいるかもしれませんが、とりあえずやってみてください。
一日のスケジュールを立てて、実践するのもまずは一日だけでいいです。

自分が自分自身と立てた約束(スケジュール)を一度でも完璧にこなせると
間違いなく少しでも自身が付きます。

「成功体験を積み重ね成長を実感し、それを積み重ねる」

これが大事なことであり、そして
メンタルの病気を治すのは医者でも薬でもなく、あなたです。
昨日の自分より、1cmでもいいから前に進めるようにしましょう。


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