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アメリカで毎日17人の退役軍人が自殺している現状。アウトドアセラピーに注目が集まる
この記事では、以下のページを要約しています。
Why Nature-Based Therapy Is Gaining Traction Among Veterans
アメリカでは、退役軍人のメンタルヘルスに関する問題が増加しております。2021年の報告によれば、毎日17人の退役軍人が自殺で亡くなっており、退役軍人の約7%が生涯にわたりPTSDを患っているとされています。女性の退役軍人の割合は高く、性的トラウマが一因とされています。また、薬物使用障害も顕著で、特にアメリカ同時多発テロ事件後に勤務した退役軍人の間で、問題があることが指摘されています。
こうした問題に対処するために、様々なプログラムが開発されています。ハンティング、ロッククライミング、ハイキングなど、退役軍人が利用できるアウトドアプログラムが近年アメリカ全土で増えています。 こうしたプログラムは、アウトドアセラピーという名称で研究がおこなわれています。
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現役軍人や退役軍人のPTSDや大うつ病性障害の症状を軽減できることが研究で示されています。しかし、退役軍人向けのレクリエーションプログラムの多くは、臨床医の関与が不足していると指摘されています。
特に、アウトドアセラピーの注意点として、一部の退役軍人にとっては戦場の記憶を呼び起こす可能性があると指摘されています。専門家からは、他の治療法と組み合わせることが有益であると述べています。
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