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イスラエルでメンタルヘルスを向上するための団体連合が設立

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New coalition looks to help religious Israelis struggling with mental health issues and their families

 メズマン・アヴィアドさんは「メンタルヘルスのための宗教団体連合」(the Coalition of Religious Organizations for Mental Health)を立ち上げ、イスラエル全土の精神保健センターを対象にイベントを開催しています。アヴィアドさんの娘は、10代後半に精神疾患に悩まされたことがあり、精神衛生センターで一般的な患者が直面する困難だけでなく、特に宗教的な患者が直面する困難について問題意識を持っていました。資金不足に陥りがちなイスラエルの精神病院では、安息日の食事、祈り、祝祭日のお祝いを行えないことがよくあります。
 イスラエルの教育現場で長年活動してきたアヴィアドさんは、自分の宗教コミュニティが精神疾患の問題に適切に対処していないと感じていました。娘が病院から退院した後、どの教育機関も娘の復学を認めませんでした。アヴィアドさんはこう語ります。「娘は4ヵ月間、家に閉じこもっていました。宗教界で何が起きているのだろう?どうして私の "家 "から娘を放り出すのだろう?同じような経験をした親たちと話をしました。その中には、国の宗教教育の責任者もいました」。
  現在、組織の運営はは軌道に乗り、全国17カ所の精神保健センターで定期的な活動を行うようになりました。ほとんどボランティアだけで運営されているこの組織には、イスラエル全土の青年グループ、宗教団体、その他の組織の代表者ら約250人の会員がいます。

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