「望まないことを避けるエネルギー」と
「望むことに向かうエネルギー」はどう違う?

こんにちは、えりぃです。

4月の女性限定メンタルヘルス講座では
自分の体験からそれぞれの経験を語ってもらいました。

雰囲気を感じてもらうために
ここでは私の経験をご紹介させていただきますね。

幼いころからアレルギー体質で
特にひどかったのが高校生のころ。

皮膚がただれる程ひどくなり
専門の病院で検査をした結果、
「食事制限」をすることになったのです…

卵、乳製品、大豆はもちろん、
鶏肉、豚、牛肉、米、小麦、
加工品全般、味噌も醤油などの調味料…


「いったい、何を食べたらいいの!?」
という状態に。

お米も食べられなかったので
主食は「あわ」「ひえ」と野菜などを食べていました。

思春期まっただなか、
友達は普通に食べているのに
「なんで私だけ…」と
暗く重い気分がのしかかる日々。

出かけるのも鏡を見るのも嫌なのに
食べる楽しみもなくなってしまって…

それでも食事制限のおかげで
肌の調子は良くなり
徐々に薬と併用で何でも
食べられるようになっていきました。

それから10年近くたち
子どもを身籠ったときのこと。

妊娠中は赤ちゃんにいくため
皮膚の薬は使えないと言われたのです…

だいぶよくなってはいたものの
お薬でだましだまし抑えていたので

「薬が使えなかったら、またあのひどい状態に
なったらどうしよう!?」
と焦りました。

そこで

「どうせなら徹底的に体質改善しよう!」
と探しているうちに

玄米と無農薬のお野菜をメインにした
食事療法とで出会ったのです。

実際に試してみると1か月もたないうちに
肌がみるみる落ち着いていきました。

それだけではなく、
玄米がとても美味しくて
有機野菜も美味しいこと!

「今まで騙されていた!なんでもっと早く
知ることができなかったのだろう!」

何度もそう思い悔しくなりました。

高野豆腐や車麩など
今まで使ったことのない食材の
調理もおもしろくてハマっているうちに
どんどん健康になって

なんと

気分の落ち込みや憂鬱な気分も
なくなっていったのです。


以前は
「症状が出ないための食事制限」
と望まないことを避ける方法だったので、

自分だけという孤独感や疎外感
どうせ食べられないという諦めや
暗く重い気持ちで過ごしていたのが、

今回は
「健康的で元気になるための食事」と
望むことに向かうための方法だったので

新しいことへの期待感や
未知の食材や調理法へのワクワク感
美味しい食事によって満たされる感覚を
味わっていました。


同じ食事療法なのに

「望まないことを避ける」ことと
「望むことに向かう」ことでは
これだけ感覚、エネルギーの違いがあるのかと
今振り返っても驚きです。

私たちはついつい問題に目がいき
そこを「何とかしよう!」としがちですが、

それよりも

身体の奥底から「望むあり方」「望む方向性」に
目を向けて、そこに向かっていくことで
自然と健康になりバランスがとれていくのです。

身体の声を聴くメンタルケアでは
1人でやるよりも
人と一緒にとりくむ方が変容しやすい
という気づきから、

講座や勉強会、グループワークという形で
みんなの中で自分と向き合っていくことを
やっています。

人が苦手
集まりが苦手
群れるのが苦手さんでも
ほっと安心できる、

そんな場が増えるといいなあと
切に願っています。

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自分らしく生きたい
日々を暮らしやすくしていきたい
という方のための

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