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カール・ロジャースの2対1対7の法則:人間関係の真実

こんにちは
メンタルウェルネスあおぞらです。


今日は、心理学者カール・ロジャースが提唱した「2対1対7の法則」について考えてみたいと思います。この法則は、人間関係における興味深い現象を表しています。

ロジャースの法則によれば、人々を10人のグループに分けると、

そのうち1人は何をしても、あなたのことを好意的には思わず、否定的な態度をとる人です。

また、2人は相性がよく、無条件で、あなたの考えや行動を理解し賛成してくれる人。

残りの7人は、どちらでもない一般的な人々であり、特別な関係を持たないということです。

この法則を考えると、人間関係は常に多様であり、複雑なものであることが分かります。例えば、1人の人があなたに対して否定的であることは、必ずしもあなたの価値や魅力に関するものではありません。

人々は異なる価値観や経験を持ち、その影響で他者との関係が形成されます。

一方で、2人の存在は、貴重なものです。お互いを受け入れ合い、支え合う関係は、心の安定や成長に大きな影響を与えます。しかし、このような関係を築くには、時間と努力が必要です。

そして、7人の一般的な人々との関係も重要です。彼らは特別な親密さを持たないかもしれませんが、一緒に仕事をする、共通の趣味を楽しむなど、日常的な交流は大切です。彼らとの良好な関係を築くことで、社会的なつながりが広がり、生活が豊かになります。

人間の生きる時間は有限です。1人の気が合わない人との関係にエネルギーを費やすより、2人の気が合う人を大切にする方がずっと有意義な時間の使い方になると思います。

嫌われるのは当たり前。そして気にしてない人が大多数。人間関係はそんなもんだと思えると、無駄な執着から少しだけ解放されるような気がします。

有限な時間を誰とどんな時間に費やしたいでしょうか?一度振り返ってみるのもいいかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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