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連続飲酒の恐怖

辛いことから逃げるために美味しくないお酒を辛く飲み、更に辛くなるという負の連鎖

今回は私の連続飲酒体験のお話しになります。

連続飲酒とは

連続飲酒とはアルコール依存症でも末期の方の症状で、アルコールを常に身体に入れ続けてしまう状態です。仕事を早々に切り上げ1人で居酒屋で飲む→家でストロング缶を飲んでブラックアウト(意識喪失)→途中で目覚めてしまうので、眠るために飲む→朝最悪の気分なので、朝から飲む、、これの繰り返しでした。

明らかに身体に悪いのは分かっています。手も震えてきている、秘密にしながら飲むようになっている、肝機能が落ちて手の平が赤くなっている、どう考えてもおかしい・・それでもお酒を止めることは出来ません。

何故ならお酒を飲んでいる状態が当たり前なので、身体がアルコールが存在する状態を普通と見なしてしまいます。お酒が抜けてくると離脱症状を起こします。二日酔いの更に激しいものとイメージ下さい。この離脱症状を、そして自分の今の異常な状況から現実逃避をするために更に飲むしか選択肢が無くなるのです。

辛いことを辛いことで対処する負のループ

一日の言動全てがお酒に支配される、これが連続飲酒状態です。こうなるとお酒は全く美味しいものではありません。ビールを飲んでもハイボールを飲んでも何を飲んでも一緒。身体にアルコール(エタノール)が入れば良いのです。

現実逃避のために、美味しくも無いお酒を辛い思いで身体に入れて、更に辛くなる。辛いことを辛い方法で対処する負のループ、これが連続飲酒の恐怖です。ここまで来るともう自分の意志ではどうしようもありません。

1日中吐きながら、1日中泣きながら飲んでいる自分の姿を想像出来ますか?自分の飲み方に疑問を持ったら、少し立ち止まって考えてみて下さい。味わう必要の無い体験です。

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