見出し画像

デジタルセラピー アルコール依存性をアプリで治療する時代

弱った心はデジタルで癒す時代?デジタルセラピーの記事を見つけました。

Woebot以外にも、デジタルセラピーとして利用されているサービスは多数。「vorvida」というアルコール依存症向けのアプリでは、利用した人(ランダムに抽出)608名を検査したところ、アルコール消費量を大幅に減少させるという効果が見られました。

上記通りアルコール依存性向けのアプリがあり、効果が見られているとのこと。

今後、このような依存性関連のアプリは多くなるのでは、と思っています。

アルコール依存性はまだまだ偏見があり、

『アルコール依存性になるなんてだらしない』

『世間に対してアルコール依存性で有ることを告白しにくい』

等の感情はアルコール依存性当事者であった私も持っていました。

そんな時携帯アプリは便利ですよね。

自分がアルコール依存性かもって思った時、どうするか。

現在の選択肢は多くは無く、アルコール専門外来に通院し(酷ければ入院)、処方された薬を飲むか、AAや自助会に通うかが代表的です。

連続飲酒まで行ってしまった重度のアルコール依存性であれば、病院や自助会に参加した方が良いと思いますが、、少し敷居が高いですよね。

特にグレーゾーンと呼ばれるアルコール依存性予備軍の方々は、『いや、病院にまでは行きたく無いんだけど』と思う人も多いと思います。

そこで、オンラインコミュニティやアプリ等の出番です。やり取りはネットを介してのみ、アプリはダウンロードをするだけなので、敷居が低いですよね。

私が断酒当初から所属している小太郎さんのオンラインコミュニティも敷居が低くかったので、入会は簡単でした。

断酒を続ける上で重要なのは

・アルコール依存性者同士の横の繋がり
・断酒すると良い未来が待っているんだという成長、希望

の二点だと思います。

これが満たされれば、通院でもAAでもオンラインコミュニティでもアプリでも、自分に合ったやり方を選択すれば良いと思います。

アルコール依存性予備軍の方々がストロング飲料と在宅効果で依存性度が進行する可能性があることを考えると、

敷居の低い断酒アプリは今後流行る気がしています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?