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「30代を無駄に生きるな」感想文

読書感想文。

夫が年末年始に読むために買った本だったが、タイトルが気になって私も読んでみた。

著者は、最初はピンと来なかったのだが、「人は話し方が9割」を過去に読んだことがあったことを思い出した。

シンプルで固い感じの表紙で、なんとなく30代男性向けの本という印象だったが、そんなことはない。

30代の男女、そして子育てで30代を費やした40代の女性に向けた教科書のような本だ。

この、30代を子育てに費やした40代女性というのは、私は大いになる可能性が高いので、より興味を抱いた。

本の内容としては、30代であるべき考え方、振る舞い方などをあらゆる場面を想定して丁寧に解説してくれている。

これまでの自分の振る舞い、言動を振り返りながら読んだ。

自然とどのシーンも、会社での自分を思い浮かべていた。

この本を読んで、あー、私ってやっぱり仕事したいんだな、と改めて思うこととなった。

この考え方、振る舞い方、試してみたい。どこで?仕事の場面で。という思考回路。

もちろん、普段の生活でも活かせる場面はあるのだろうけれど、やはりビジネスマン向けの本である。


本の中身は、6章に分かれていて、考え方、人間関係、仕事、などの項目がある。

どれも、なるほど、わかるわかる、これは意識していこう、というような内容ばかり。

私が特に心に刺さったのが、1章の中の「30代のうちに、いかに自分の考えの軸をつくるか」。

テレビのニュースや、目の前に起きた出来事に対して、コメンテーターやネットの書き込みに振り回されない。

「自分ならどうするか」という視点と、「自分がその近くにいる立場だったらどうするか」という2つの視点で見るようにすると良いという内容だ。

これは、私が去年からさんざんnoteに書いてきた、なりたい自分に近づく考え方の1つだと思う。

(と言っても、なりたい自分は、未だに模索中でまとまっていないのだが…)

職場でも「この人は、すごい」と一目置かれている人は、だいたい軸を持っていた気がする。

自分の軸をつくる、というのは30代である程度構築していきたいと思った。


今のところ仕事復帰の予定はない。

けれど、いつかまた社会人になった時に、「あの人、3○歳なのにあれってやばくない?」と思われないように、

しっかりと30代を歩んでいきたい。


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