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親になると、些細なことが難しい

”ちょっとやりたい、ちょっと叶えたい”を諦めない。


プチ夢を叶えまくった4時間。

先日、娘を4時間、一時保育に預けて、思いっきり自分の時間を満喫した。

ずっと行きたいと思っていた原宿の中華料理店で美味しい卵チャーハンを食べ、

気になっていた原宿駅前のイタリア食材を扱うお店でピスタチオ入りのチョコレートを買い、

渋谷に移動して新しくできた宮下パークを軽く散歩して、

スクランブルスクエアに入っているカフェで読書しながらゆっくりとアイスコーヒーを飲んだ。

本当はスクランブルスクエアの展望台も行きたかったけど、子どものお迎えの時間がギリギリになりそうだったのでそれは次回のお楽しみ。


身軽に、自分の好きな場所に移動してゆっくりできる時間、なんて新鮮なんだろう。

子どもが一緒だったら、まずその中華料理店は選択肢に入らなかった。

平日14時でも混んでるような人気店、おまけにカウンター席ばかりで、ベビーカーでの入店はハードルが高すぎる。

中華料理店以外は子連れでも行けると思うが、熱中症対策やエレベーターを探したりする苦労を考えると、これまたハードルが高い。

目についたエスカレーターや階段を気軽に利用できるって本当に素晴らしいことだ。

土日にたまに旦那に子どもを預けて出かけることもあるが、やっぱり平日はすいてるし、贅沢で快適な時間だった。


一時保育に子どもを預けたのは今回で3回目くらい。

いつも遊びに行く支援センターのようなところの一時保育を利用している。

通院でも仕事でもなんでもないのに一時保育に預けることに最初は抵抗があった。

半年ぶりに美容院行きたいけど、こんな予定で預けていいのか?

スマホの機種変したいけど、こんな予定で預けていいのか?

そんな罪悪感が頭をよぎり、なかなか踏み出せなかったが、

センターの保育士さんのほうから「良かったら預けてみませんか」と声をかけてもらった。

もしかしたら、私が疲弊して見えていたのかもしれない。

旦那は毎週土曜は仕事だし、日曜日は休みだけど夜勤明けて寝ていたり、資格の勉強をしたりしている。

そんな感じで、土日もほぼワンオペ。自分1人の時間をとるのが難しい。

たまに旦那に子守を任せて時間が取れる時は友人に会ったりして、美容院や自分の買い物など”ちょっとやりたい予定”は後回しになっていた。

そして、”ちょっとやりたい予定”ができずに積み重なると、ストレスが溜まっていくのだ。


「お母さんのリフレッシュで預けていいんですよ」

保育士さんのその言葉に甘え、初めて一時保育の予約をとった。

このセンターなら、何度も来てるし、安心して娘を預けることができる。

オムツや着替え、おやつなど準備するものが意外と多く、名前を書く手間などがあって、正直預けるのも簡単ではない。

それでも、一時保育を利用してみてよかったと思う。

子どもはかわいい。もちろん大好き。

それでもずーっと2人で一緒にいると、突然「あ!!!ツライ!!!逃げたい!!消えたい!!」と思う時がある。

急にくる。本当に突然、そんな感情が湧く。

でもそこでハイっと旦那とバトンタッチできるわけでもない。

今すぐ支援センターに預けに行こう、ってのも無理だ。

いま、子どもの相手をするのは自分しかいない。逃げられない。

すると、だいたい旦那へ怒りの矛先が向かうのだが、旦那が早く帰れるわけでもないし、なーんにも解決しない。


突然襲い掛かってくる心の闇。それを防ぐのは日ごろからの発散だと思う。

そんなわけで、なるべく負の感情にならない為に、定期的に一時保育を利用して自分の時間を作ることにした。

たぶん、母が明るく元気でいることが、子どもにとっても1番いいハズ。

負の感情に陥る前に、適度にストレス発散して、なるべく楽しく育児していきたいと思う。

ちょっとやりたい、ちょっと叶えたい、そんな予定を諦めずどんどんやっていこう。


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