MAYSON'S PARTYというバンドを全世界に目撃してほしい


MAYSON'S PARTYというバンドを全世界に目撃してほしい(タイトル回収)。見つかってほしい。知ってほしい。あわよくばめちゃくちゃ好きになってほしい。


私は彼らのことを知ってからまだほんの少しの時間しか経っていません。でも、ひとつのバンドを追っかけて、こんなに濃いんだと、それでいてこんなに速いんだと、日々彼らの成長を見逃さないように必死です。


MAYSON'S PARTY(以下メイソンズ)は東京発の男女混合7人組スカバンド。ex.SKALL HEADZの3人を中心に、ORESKABANDやFEELFLIPに所属していたプレイヤーとしてのキャリアも長いメンバーも集まり、2018年5月より活動しています。たぶん。私が知らないときの話をしているので間違ってたらいやだな。


私がはじめてメイソンズのライブを見たのは2021年11月20日、郡山HIPSHOT JAPANにて。HEY-SMITHの47都道府県ツアーのゲストとして東北+宇都宮でのライブ7本に呼ばれていたうちの、初日でした。

HEY-SMITHが好きでこのツアーは20本ちょっと行ったので、この公演もメイソンズが出演すると告知される前からチケットを取っていました。メイソンズはこの年の7月にHEY-SMITHのギター猪狩秀平さんのプロデュースで1stミニアルバムをリリースしていたので、猪狩さんの古くからの仲間がやっているバンドであり、サブスクで曲を聴いて楽しい感じだな〜♪という印象を持っている程度でした。


あ。このバンドめっちゃ楽しいなあ。とにかくハッピーになれる感じ。好きかもな〜!!!
これが初めてメイソンズを見た日の感想でした。


次の日。
あ、これ好きかもじゃなくて好きってやつだ。これもう好きだわ。
物販を買いに行こうとしたらメンバーが3人くらい立ってて、なんか声かけるのが恥ずかしくて、またすぐ行くからいいやと思って何も買わずに立ち去った。

その3日後。
どうやらセトリはこれまでと一緒っぽい。サブスクにない曲もライブで3回聴けばある程度覚えました。
この日物販に並んでたしかCDとTシャツを買いました。メンバーにめっちゃ楽しかったです、また来ますと言いました。

さらに2日後&その翌日。
物販に伺ったら「あ!また来てくれた!」と言われて驚いたけれど、なんだか嬉しくて、その日時点で告知されていたメイソンズのライブのチケットを買いました(ちょろい)。


このペースで今まで行ったライブの全ての思い出を書き連ねていたらとんでもないボリュームになってしまうので端折りますが、とにかく気が付いたらとんでもなくハマっていたのです。初めてライブを見た3週間後には三重県に遠征していたし、その翌月には福岡に飛んだ。

手札(持ち曲)がデモCDとミニアルバムの2枚なので、セトリがほとんど一緒なんですよね。40分尺だったら手持ち全曲やらないと時間がもたないよ〜って言ってた。
それでも何回でも観たくなる魅力があった。


まずメンバーが7人いて、いわゆるボーカル、ギター、ベース、ドラムの他にホーン隊(トランペット、トロンボーン、サックス)がいるので、ステージにぎっしりで、さらにめちゃくちゃ動くので目がふたつじゃ足りない。ボーカルギターのAYATOMOさんのパンツがめっちゃ見えてた時は、そればかり気にしていたらライブが終わってることもあった。目が足りないといいつつライブハウスではいつも大体同じ場所からライブを観ているので全くといっていいほど全体を見渡せていない。ジャニーズのライブDVDみたいにマルチアングル機能があればとても助かると思う。


あとメンバーが仲良しなのが伝わるところとか、グッズが可愛いとか、トランペットのSAKIさん(小柄で華奢な女性、ツインテールが似合って可愛らしい)がハイエース運転するギャップとか、好きなポイントを挙げればキリがないんですが、結局のところ、とにかくライブがバンド名の通りパーティーみたいに楽しくて、ハッピーになれるというところに尽きます。多幸感。

今年の初め頃ストレスで精神を患い休職に至っていたのですが、メイソンズのライブでパワーをもらうようになり、思い切って転職をしたので、パーティーというか、セラピーなのではないかとすら思っています。



そんなメイソンズが今年の6月29日に1st EP『ONE』をリリースしたよ!!もうチェックした?

私の短所として、好きなもの(音楽、イラスト、グルメ、自撮りSNSアカウント等)をすごく気に入った時、「めちゃくちゃ良い……」しか言えないという絶望的な語彙力の無さが挙げられます。
例に漏れず、メイソンズの新譜は「めちゃくちゃ良かった」わけですが、薄い感想しか抱かなかったわけではなくて、あまりにも感動した結果、アウトプットの際に自動圧縮がかかっていると自分では思っています。

だってめちゃくちゃ良いんだよ……聴いてもらったら分かると思うんだけど…YouTubeでMVも上がってるしさ………電車待ってる間とかに観てほしいなぁ…



そしてツアーもやるらしいです!27本!私は車の中で眠れない人間なので、機材車で全国を移動する全てのバンドマンを尊敬しています。


ツアーファイナルは11/5(土)、Spotify O-WEST!でっけー!!ご時世なアレでライブハウスによってはキャパ制限がされていたりしますけど、少しずつ緩和されるとして、フルキャパ600人のライブハウス。

週末料金だ!!!!って思った(ホールレンタル料のこと)。
メンバーがリリース記念配信やSNSで「全員来て」って言ってたけど、本当に全員に来てほしいんだなって思った。いや、週末料金だからとかそういうことじゃないんですけど多分。
というか、本当は全箇所全員に来てほしいんですけどね。賑やかだったら、楽しいし。

だから是非みんな(全世界のみんな、あなたもです)に来てほしいんだけど、当日急に呼びかけてもなかなか難しいと思うから、まずはその日までに少しでもメイソンズの魅力に気付いて、興味を持ってくれる人が増えたらいいなーと思って、この文章を書きました。


新曲が増えたことでいよいよ持ち時間の中に全曲おさまらなくなる。果たしてわたしの好きなあの曲はセトリ落ちしてしまうのか!?



こんなご時世で、ライブハウスで音楽を楽しむ行為にすら色々とルールが設けられて、窮屈だなと感じることも時々あるけれど、だからといって音楽の魅力そのものが削られてるわけじゃないんだよね。
もちろん、そんなルール撤廃になった方が楽しいって思うかもしれない。けど、じゃあ今は楽しくない!ってわけではないし、楽しみ方って見つけたもん勝ちなところあるし、アーティスト側が一番そう思ってるんだろうなと感じるし。
AYATOMOさんはライブで「今は声出せないけど、心の中で歌ってくれたら、俺たち聞こえるから!」と言い続けてる。遠くない日にこれが普通に歌えるようになったらいいよね。
でも初めてライブを見た日から今までずっと心の中で歌っていて、もしその日が来てもうまく声出せるか分からないから、練習会を開いてほしいです。



昔すごく熱心に応援していたアーティストがいて、その人がもっと世に広まってほしかったからSNSでたくさん発信していたら、「何様?」って言われて、その時はそれがすごく怖かったし申し訳なくなって即アカウントを非公開にした。それ以降、好きなものを布教したりするのって押し付けがましい行為なのかなと思って、躊躇うようになった。

でも、もし自分の発信を見てくれて動画1回でも視聴してくれる人がいたら良いなと思うし、ライブハウスで会えたらお酒奢りたい。
ただ単に同じ趣味の仲間を増やしたくてやっているという側面もあります。1人で飲むより乾杯できたほうがお酒も美味しいので。


先日、京都大作戦の前夜祭として開催されたライブにメイソンズが出演して、MCで、「来年は絶対本祭の方に出たいし、今年来年がラストチャンスだと思ってるからチャンスを掴みに来た」という話をされていました。
「まぁ今回タイミング合わないけどまた次地元来た時観にいけばいいやー」とか言ってたらもしかしたらその"今回"が彼らにとってのラストチャンスかもしれないじゃないですか。そんなの絶対嫌だから朝5時にこの文章を書いているし、絶対売れるって確信があるなら自分が売らせにいけばいいんじゃない???っていう話です。



というわけで「ここまでこの女が心酔してるのどういうこと」って思った人と思わなかった人は、新譜とツアーチェックしてね!!!!よろしくお願いします!!



ps.
国立競技場ライブとか5大ドームツアーとか発表されるたびに交通費を稼ぐのに必死だった地方民の高校生わたしへ
ライブにたくさん行くためにわざわざ都内の大学に進学したのに、大人になったあなたは、関東を抜け出してばかりいます



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