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聴く力①聴く力とは(聞くと聴くの違い)
『会話の3役と3つの力』では、伝える力、聞く力、質問力が大切だとお伝えしました。
質問力は終わったので次は聞く力を勉強していきたいと思います。
当初は『聞く力』と表記するつもりでしたが、色々勉強していくにつれて『聴く力』の方が適切かと思い漢字を変更する事にしました。
聞くと聴くの違い
「聞くと聴くの違いはなんですか?」
あなたはこんな質問にどう答えますか?
「漢字が違う!」
その通り!
まずは漢字が違います。
他には何が違うでしょうか?
辞書にはこうあります。
「聞く」と「聴く」の意味の違いは、音を認識する時の意識の仕方にあります。自然に音が耳に入ってくる場合は「聞く」を使用しますが、音や、音が持つ意味を認識しようと注意して耳を傾ける場合は 「聴く」を使用します。「聞く」「聴く」どちらも「きく」と読みます。
他の辞書では「聞く」と「聴く」の違いを下記のように記しています。
「聞く」は、音や声を耳に感じ認める意、「聴く」は、聞こえるものの内容を理解しようと思って進んできく意である。
「聞く」「聴く」の他にも、「訊く(きく)」という言葉がありますが、これは、相手に何かを尋ね、答えを求める場合に使用します。
ちなみに英語に変換するとこんな感じになります。
聞く→hear(自然と聞こえる)
聴く→listen(自ら聴く)
訊く→ask(尋ねる)
簡単に説明すると
聞く→自然に音が耳に入ってくる
聴く→音を理解しようと自ら耳を傾ける
こんな感じかと思います。
また、下のようにも考える事が出来るかと思います。
聞く→受動的(受け身)
聴く→能動的、積極的、自主的、自発的
なるほど。
大体分かってきました。
では、コミュニケーションにおいてどちらが好まれるでしょうか?
あなたはどういう相手と話したいですか?
それは聞く相手ではなくて、聴く相手ではないでしょうか?
とりあえず声を耳に入れて、なんとなく聞いている人よりも、相槌やリアクションをとってくれて、理解しようとしたり、興味を示してくれる相手の方が良いですよね?
例
国民の声を聞く国会議員
国民の声を聴く国会議員
お客様の話を聞くセラピスト
お客様の話を聴くセラピスト
どうですか?
上はとりあえず聞くだけって感じがしますが、下は理解しようとして何かしら反応しようとしていると感じませんか?
聞くよりも、聴く国会議員やセラピストの方が温かみがあって信頼出来そうですよね。
という事で、メンズエステや日常生活でも、コミュニケーションにおいて聞く力というよりも聴く力の方が大切で適していると思ったので、表記を『聴く力』に変更して進めて参ります。
聞くは幅広く使える
聞くは幅広く使われる事が多いので聴くや訊くを聞くにしても間違いではないようです。
この図からも、聴くや訊くを聞くにしても問題ない事が分かります。
例
・話を聴く→話を聞く ⭕️
・話を聴く→話を訊く △
・道を訊く→道を聞く ⭕️
・道を訊く→道を聴く △
『聴く力』→『聞く力』でも問題ないのですが、積極性を強調する為にあえて『聴く力』とします。
次回から、そんな『聴く力』を高める方法について深掘りしていこうと思います。
次回予告
聴く力②聴く力の重要性
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