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敬語だけで接客していたら、
つまらないと言われる。

タメ口を増やしたら、
指名は増えたけど同時にクレームも増える。


接客の敬語とタメ口の使い分けって難しいですよね。

敬語10割で接客してもクレームが出るくらいですから、「一体どうすればいいの?」って思ってしまいますよね。

敬語9割タメ口1割

私はメンズエステにおける、初対面の接客では敬語9割タメ口1割をオススメします。

似たような事を『ホンマでっか!?TV』で心理学の植木理恵先生もおっしゃっています。

植木先生によると、


人の心を開かせるのが上手な人は

丁寧語9割でタメ口1割

なんだそうです。

植木先生自身もカウンセリングでの患者さんとの会話で、「そうなんだ」「私もそう」などカジュアルな言葉を時々混ぜているそうです。


私はこの敬語に少しタメ口を混ぜ込むスタンスは、風俗、キャバクラ、メンズエステ、仕事の上司や先輩、ナンパ、初対面での会話など、多くの場面で使えると思っています。
人の心を上手く開かせれば、相手には喜んでもらえて、その後の人間関係が円滑に進みやすくなります。


では、世の中ではどうでしょうか?

・上司に可愛がられる部下
・先輩と仲が良い後輩
・見た目は普通なのにモテる人
・初対面でもすぐに友達になれる人
・指名が多い〇〇嬢
・友達が多い人
・凄腕ナンパ師

など

世渡り上手な人(コミュニケーション能力が高い人)ほど上手くタメ口を混ぜ込んでいる気がします。

タメ口1割が良い理由6選

ではタメ口を混ぜるとなぜ良いのか考えてみましょう。

①人の心を開かせる

これは上述の通り、心理学の植木先生もおっしゃっています。


②親密度を上げられる


①と似ていますが、タメ口を混ぜ込むと距離感が近く感じられますよね。
特別感も得られて指名する動機に繋がります。


③つまらない人だと思われない


敬語だけだとつまらない人に思われる可能性があります。
特に、風俗、キャバクラ、メンズエステなどのように、遊びメインでサービスを利用する人にとってはつまらなく感じるでしょう。


④今後が期待できる


風俗、キャバクラ、メンズエステの場合、嬢と仲良くなってあわよくばを考えるお客様もいます。
敬語だけだと壁が高すぎて次への期待が減ってしまいます。

タメ口が1割あればスキがあるように感じて、次はもっと仲良くなれるかなと思えるのです。
『思わせぶり』や『かけ引き』に近いとも言えますが、今後を期待させるにはどちらか分からない、『不確実性』も大切です。
敬語だけを使って、今後の期待度を0%にしない方がメリットが多くあると思います。

これには心理学の中途半端な事柄が気になってしまうという『ツァイガルニック効果も関連してきます。


⑤様子見

1割タメ口を使う事は様子見にもなります。
いきなり半分近くタメ口を使ってしまうと不快に思う方も多く出てきてしまいます。
そんな時に少しタメ口を使ってみて相手の反応を伺ってみましょう。

相手の反応が悪くなければ少しずつタメ口を増やすといいでしょう。
1回目の来店で1割タメ口。
2回目の来店で2割タメ口。
3回目の来店で3割タメ口。

こんな風に少しずつ距離を縮めるとリピート回数も増えてくるかと思います。
急に距離を詰め過ぎても、引いてしまったり、飽きてしまったり、満足してしまったりで、リピート回数が伸びなくなる可能性もあるので少しずつがオススメです。


⑥ギャップ

タメ口を混ぜ込むことでギャップを与える事ができます。
基本敬語を使う事で、たまにタメ口を入れるとギャップが感じられます。
全て敬語だったり、全てタメ口、敬語タメ口の半分ずつでもギャップは感じません。
1割程度タメ口を挟む事でギャップを与えられるのです。
ギャップがある男性が素敵に見えるように、ギャップはあなたの魅力を高めます

タメ口の使い方

では、1割のタメ口をどうやって挟み込めばいいのでしょうか?
ここでは大きく2つの方法を紹介します。

1️⃣感情・感想をタメ口にする

「ありがとう」
「嬉しい」
「優しい」
「可愛い」
「かっこいい」

お客様に話しかけるというより、まずは、独り言(つぶやき)に近い言葉をタメ口にするといいでしょう。
上記の発言を失礼だと思うお客様はほとんどいないはずです。

これに関連して『相槌のさしすせそ』もタメ口として使いやすいです。

さ「さすが」
し「知らなかった」
す「凄い」
せ「センスいい」
そ「そうなんだ」


『相槌のさしすせそ』も感情・感想になってますね。

2️⃣ここぞという時に使う

これはメンズエステ特有のドキドキ感を演出する時に使えます。
ギャップを出したい時にオススメです。



・「気待ちいい?
(密着時や盛り上がる場面で耳元で囁く)

・「こういうのが好きなんでしょ?
(Sっぽく、Mっ気あるお客様は喜ぶ)

・「また会えたら嬉しいな、、、
(別れ際に独り言っぽく切なく)

・「待ってるね😊」
(別れ際に満面の笑みで)

アンケート結果

まずは、セラピスト向けのアンケート結果です。
現実のアンケート結果です。

初対面での接客の際、敬語のみで接客している方が2割程度いる事が分かりました。

続いて、お客様向けのアンケート結果です。

私のオススメしている9割敬語が1番多くなっています。

4分の1のお客様は、敬語だけで接客してほしい事が分かります。
また、少数ではありますが、初対面でも敬語は3割以下にして欲しいお客様もいらっしゃいました。フレンドリーな接客が好きな人ですね。

このアンケートを見てもお客様によってばらつきがある事が分かります。

ですので、極端な接客をするとクレームなったり、お客様に不快感を与えてしまう事が分かります。
相手の様子を伺いながら、まずは1割タメ口を挟んでみて反応をみてみるといいのではないでしょうか。


※投票数は多くないですが、投票数が増えるほど色々なお客様がいる事が推測できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
日常生活やメンズエステにおいて、敬語とタメ口の使い分けは難しいと思います。

私の経験によると、指名の多い人気セラピストほど、タメ口の使い方が上手かったように感じます。


まずは、敬語を覚えましょう。
そして、私のオススメした方法でタメ口を挟んでみて、相手の反応を伺う
ことをオススメします。

接客数が増えてくれば、タメ口を使ってもいい人か、ダメな人か、なんとなく分かってくるはずです。

ではまた来週!

補足
タメ口を徐々に増やして親密度が上がる程、リピート率は上がるとは思いますが、ガチ恋、過剰要求などのリスクは増すので上手く付き合っていく必要があるでしょう。
接客だけでなく、SNSでもタメ口を挟むと親しみやすそうな印象が得られますので、試してみて下さいね。


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