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【男性目線】育休を取って本当に良かった3つのこと

岩手県北上市発、パパのためのコミュニティ「男だらけの育児cafe」共同店主の佐々木です。
 
私は、第一子の誕生から2ヶ月半の育休を取得しました。
その経験から、長期的にみて本当に良かったと思うことを、男性目線で3つ紹介します。
 
 
1つ目は、「育児の基準が高い位置で設定される」です。
 
子育てにおいて、「これくらいやるのは普通」というラインが、育休を取得していない多くのパパ達より、かなり高めに設定されるという意味です。
当然のことですが、育休中はパパ自身が第一線で1日中育児をします。
妻と子の退院から育休を取得してるパパに至っては、産褥期(産後6〜8週)は妻が動けませんので、授乳以外の全ての家事育児をパパだけでこなせなくてはいけません。
この期間を経ることで、おおよそ全ての家事育児に触れることになります。
そして、それをこなすのが当たり前になります。
 
そうなると、育休復帰の時には、子育てから遠ざかるという感覚になるんです。
日中の子どもの生活状況を知らない、ママは一人でなんでもできるようになっていく、そんな感覚です。
その差を少しでも埋めるために、一緒に居られる時間はできることをやろうという気になります。
 
育休を取得していなければたぶん、これはやれてる、これも自分はやってる、そんな意識で、子どもを風呂に入れ、寝かしつけをしていたことでしょう。
 
フルで子育てに関わるのが普通、そう思えるようになったことは育休を取得して、とても良かったことの1つです。
 
 
二つ目は、「家族も含めた今後の人生について、しっかり考えられる」です。
育休中は、それぞれの時期で色々な大変さがありますが、慣れてくれば、妻と話す時間もしっかり取れますし、自分自身について考える時間も十分に取れます。
子どもができる前から、いろいろな優先度を確立していて、人生単位での使命感に燃えている人はいいですが、自分はそうではなかったので、この時間を取れたことは本当に良かったですし、目指すものややりたいことは、それ以前とは大きく変わりました。
子育ても含め、家族を大切にすることが自分の中で優先度が最も高いですが、同じくらい、社会に何かの価値を提供したいという想いがあったので、その二つを満たせる活動として、父親が輝けるコミュニティ作りをライフワークにしようと決めました。
 
 
最後に、「妻との信頼関係が増す」ことです。
これからの人生で一緒に過ごす時間が最も長いのは妻です。
その妻と、今後ずっと良い関係を築いていくために最も重要なのが、産後の夫の子育てに対する姿勢です。
育休を取得して本気で子育てをしたことで、今でも妻との関係は良好です。
小競り合いはありますが。
 

Instagramでは、ママ達からの相談を受け付けたり、ママ達の本音を聞いてみたりしてるのですが、パパの中にはまだまだ子育てに対する意識が低い人は多いようです。
ですが、子育てに本気で取り組むことは、家族にとっても自分にとっても、とても重要なことです。

それに気づいて、実際に行動ができるために、育休の取得はとてもいい契機になります。

ぜひ取得してみてください。

 

マジで、取らなきゃ損ですよ。

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