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パパコミュニティの作り方

みなさんおはようございます!
共同店主の佐々木です。

前回の投稿では、「なぜ今パパコミュニティが必要か。」を取り留めのない文章で書きました。

そこで今回は「パパコミュニティの作り方」と題して、その他のコミュニティ全般と比較して「パパコミュニティ」を作るために、特に必要なことについて書くことで、時々に自身や活動がそれを満たしているか振り返るための自戒的な役割のある文章にしようと思います。

結論から書きますと、必要なことは二つで、一つ目が熱量、二つ目が各活動の明確な目的の提示です。

結構当たり前っぽいですが、他のコミュニティよりもこの二つを意図的に満たしていく活動をしないと、「パパコミュニティ」は成立しないと思っています。

一つ目の熱量についてです。

コミュニティの中には、既に問題が顕在化していて、かつそれが自然に共有できたことで、その問題の解決のために立ち上がるものがあります。豪雪地帯の雪かきボランティア団体とかです。

また、問題は徐々に顕在化してきているものの、まだ具体的なイメージまで共有できずに、コミュニティを形成するために、その共有から入る必要があるものもあります。私自身、普段の業務ではそういった問題の共有がまだできていないコミュニティについて、その共有から団体の立ち上げを支援することもあります。自治会や老人クラブとは別の、高齢者の介護予防や見守りを目的とした自治組織的なものとかです。

さらに、問題解決とは別に、自分たちの生活をもっと楽しむために、共通の趣味等によって立ち上げるコミュニティもあります。趣味サークル系です。

「パパコミュニティ」を考えると、解決すべき問題がフワッとしているというか、解決しなければ生活できないというものではないので、問題として捉えるパパとそうでないパパがいて、問題として捉えるパパは本当に少数というのが自分が感じるところです。さらに、共通の趣味としてのパパというのも、その他の多くのメジャーな趣味的なものに比べると認知されていません。認知というか、パパは普通に生活していてパパなので、あえてスポットライトを当てて楽しみにいかないと気づくことが難しいということかも知れません。

つまり、問題解決のコミュニティとしても趣味のコミュニティとしてもなかなか動機付けがしにくいものになっています。

ただ、前回の投稿で書いたように、自分自身は、このコミュニティの形成の必要性を感じていますし、それができることで今よりも楽しい社会になると考えています。

こういった場合に、その他のコミュニティに加えてさらに必要になる、というか無いと成立すらしないとまで思える要素が、立ち上げた個人の熱量だと思います。

個人の熱量は、基本的には大勢向けの発信で伝わるものではなく、ウザがられながらも、どれだけ個別に同じような意識を持てるであろう人にアプローチできるかにかかっていると思います。その地道な繰り返しが、ある時点から、当初届かなかった人たちにも少しずつ大勢向けの発信でも届くようになるという流れを生むのだと思います。
ということで、子育てを楽しむことやそのコミュニティの重要性に賛同頂けるパパに、どれほど個別にアプローチして熱を伝えられているかが、パパコミニュティの形成に必要なことで、まずは直近の自分のやるべきことの1つです。

二つ目の各活動の明確な目的の提示についてです。

仕事柄多くのコミュニティを見ましたが、交流目的のサロン活動に参加してる男性はほぼ見ません。男女混合に見える交流サロン的なコミュニティでも、多くは先導をしているのが男性で、コミュニティ自体を楽しんでいるのは女性です。先導をしている男性には、そのコミュニティを先導するという目的が発生していますので、純粋に交流を楽しむ男性は本当に少ないのが実感です。

最低でも酒という目的があって交流に参加してたり、そもそもスポーツとか、囲碁将棋麻雀とか、何かをしに行く目的があったりしてようやく、男性も少しずつ参加が増えます。これは男女の特性的なもので、割り切ってコミュニティをデザインする必要があります。どういった目的があればパパ達は参加するのか、どういったアクティビティならパパと子で参加できてママに一人時間をプレゼントできるのか、毎回の活動をなんとなく終えるのではなく、パパに対してそれぞれの活動がどの程度参加の動機付けになるのかを試行錯誤していくことが、「パパコミュニティ」に特に必要なことのもう1つだと思います。

ということで、結論ですが、同様の志を持てそうな人を地道に探してアプローチしていくことと、月1回の活動をパパのためのコミュニティとして充実させていくことが、今後の店主がやるべきことです。

というなんとも普通な結論で、あとは行動あるのみということになりました。

さーて第2回の男だらけの育児cafeは〜!!

「パパのための産休・育休取得、ライフワークバランス」をメインテーマにしています。
共同店主の後藤は、県内自治体や企業と連携して、育休取得やワークライフバランス、男性が育休を取るのが普通の時代に向けた管理職のマインド指導が本業の1つです。
パパ達にとって有意義な時間になるはずです。

ぜひみなさん来てください。

https://diug1959.wixsite.com/my-site-2

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