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ハラスメントストッパー <看護大学での講師のバイト> 連載3回目
3.紫陽花が始まって
前回までのあらすじ:某看護大学で「在宅での摂食嚥下障害を持つ方のケア」をテーマに講義をすることになりました。その準備をしていました
紫陽花が咲き始めた時に、
安富歩先生のある著書を読みました。
![](https://assets.st-note.com/img/1687038440535-aw9cgLca5V.png)
内容を十分に理解できたわけではありませんが、
「歴史を学ぶこととは、今生きている自分にとってどういうことになるのか」
と解釈しました。
「『摂食嚥下障害を持つ方のケア』は、自分にとってどういうことか」と閃きました。
前回の記事では、読書メモが頼りと書きました。
写真の赤い表紙のメモはダイソーで購入しました。
しかし、非常に印象深かったその著書を、あろうことかメモしていませんでした。読む前にYouTube視聴して、わかった気になっていたのでしょうか。
著書の内容は、ある大学での講義の記録だったと記憶しています。
印象に残ったことばを入力したら、その本が見つかりました。
本の題名は「生きるための日本史」でした。
ありがたいことに、読み直したかった部分が記載されていました。
客観的歴史描写というよりは、「私は、なぜ、いま、ここで、こんなふうに、生きているのか」を問うための主観的な歴史学です。そこから私自身の実像を理解し、これからを生きていくためには、何をどうすればいいのか、を知りたいのです。
それでは、講義の中で「摂食嚥下障害を持つ方のケアの問題」を 伝えることができるでしょうか。
「自己流・摂食嚥下」ではありません。
摂食嚥下を持つ方へのリハビリを行う環境にいることで、自分が気づき、追及したことがありました。
自分がいるのは患者さんへのケアの現場です。
病院でも、在宅でもケアの現場ということは同じです。
その現場で、患者さんのケアとは別次元の問題に直面していました。
職場のハラスメントを、
大事な同僚へのハラスメントをやめさせたい。
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